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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句647「絶食のまなこが乾く罌粟の昼」(城ちはる)

2024-05-07 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句647・まなこ5・城ちはる01・2024-05-07(火)
○「絶食のまなこが乾く罌粟の昼」(城ちはる01)
○季語(罌粟・仲夏)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけこせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:修行の絶食ではなさそうだ。治療のための絶食なのか。五感の「乾感」でもとは思ったが五体の「まなこ」を採った。罌粟は妖しい花ではある。


城ちはる(じょうちはる)
○好きな一句「数珠に散る雪せつせつと墓前経」02
○季語(雪・晩冬)(→「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)

【Profile】:1934兵庫県出身。大阪府豊中市在住。「風樹」(→豊長みのる主宰)同人。

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