俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0212・黒017・高橋将夫01・2015-02-07(土)
【→色彩俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「春の夜の黒の漆のよく延びる」(「俳句」201203)(高橋将夫01)
季語(春の夜) 「はるのよのくろのうるしのよくのびる」
〈黒〉black#000000
【鑑賞】:平仮名にしてみればU音とO音の多い明るい響きの句です。黒といえども漆の黒には不思議な魅力がありますね。かぶれる人にはつらいですが。
○高橋将夫(たかはしまさお)
●好きな一句「一切は種一粒の中にあり」(『如意宝珠』2013)02
季語(種・春) 「いっさいはたねひとつぶのなかにあり」
【Profile】:1945年、福井県大野市出身。1992年、俳句結社「槐(かい)」に入会、→岡井省二に師事。「槐」同人。「槐」賞受賞。2001年、「槐」主宰を継承。