俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句540「身ほとりに父在るごとし藍縮」(平賀扶人)

2021-07-24 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句540・藍5・平賀扶人01・2021-07-24(土)
○「身ほとりに父在るごとし藍縮」(平賀扶人01)
○季語(藍縮・三夏)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:父が愛用した藍縮の小物入れ。淡い藍色を帯びて父の記憶が蘇る。今日は「とくしま藍の日」。


平賀扶人(ひらがふじん)
○好きな一句「逝く春の香炉の灰を篩ひけり」02
○季語(逝く春・晩春)(引用同上)※「篩う」:ふるう

【Profile】:1925年静岡県出身。「馬酔木」同人。→百合山羽公・→相生垣瓜人共宰の「海坂(うなさか)」を浜松市にて主宰した。

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