俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句541「睡蓮は水の目差かも知れず」(『水の目差』2001)(遠藤睦子)

2021-07-29 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句541・直喩122かも1・遠藤睦子01・2021-07-29(木)
○「睡蓮は水の目差かも知れず」(『水の目差』2001)(遠藤睦子01)
○季語(睡蓮・晩夏)(「→ふらんす堂」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(くけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「かも知れぬ」という控え目なほのめかしの比喩。水面に咲く睡蓮の花の高さは、水の眼差しの高さなのかも知れない。


遠藤睦子(えんどうむつこ)
○好きな一句「春の月上げて広重美術館」(『水の目差』2001)02
○季語(春の月・三春)

【Profile】:1932年東京都出身。1978年「諷詠」に入り→後藤比奈夫に師事。「諷詠」同人。

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