俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句540「屈葬を諾ふごとく蟬の殻」(轍郁摩)

2021-07-22 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句540・直喩121ごとく15・轍郁摩01・2021-07-22(木)
○「屈葬を諾ふごとく蟬の殻」(轍郁摩01)
○季語(蟬の殻・晩夏)(「二十世紀名句手帖⑦海と山のラビリンス」より引用)※うべな‐う うべなふ 【肯う・諾う】:いかにももっともだと思って承知する。また、肯定する。【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:空蟬の前脚を祈るように折り曲げた姿から導かれた句であろう。蟬が地上に登場した歴史は古そうだ。


轍郁摩(わだちいくま)
○好きな一句「直立のあやしくなりぬ花氷」02
○季語(花氷・晩夏)(「→俳句季語一覧ナビ」より引用)

【Profile】:愛媛県出身。ジグソー七宝や彫金の現代工芸家。「」同人。

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