俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句537「炬火二千疎なり密なり山開」(佐藤夫雨子)

2021-07-01 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句537・数詞効果30・佐藤夫雨子01・2021-07-01(木)
○「炬火二千疎なり密なり山開」(佐藤夫雨子01)
○季語(山開・晩夏)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)※【炬火きょか】:たいまつ。かがり火。【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:今年は中止となってしまった大山夏山開き祭。例年6月第一土曜の前夜祭では大神山神社奥宮から会場まで、たいまつ行列が参道を練り歩きます。この「二千」は誇張ではなくほぼ実数のようです。


佐藤夫雨子(さとうふうし)
○好きな一句「草の絮行者巌より高舞へる」02
○季語(草の絮・三秋)(引用同上)

【Profile】:1928年旧朝鮮慶尚南道密陽出身。1945年引揚。1955年句作始め「かつらぎ」「ひいらぎ」「夏爐」所属。鳥取県米子市にて「」主幹。

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