俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句540「遠泳の黒髪束ね海を去る」(後藤春翠)

2021-07-20 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句540・髪29・後藤春翠01・2021-07-20(火)
○「遠泳の黒髪束ね海を去る」(後藤春翠01)
○季語(遠泳・晩夏)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:遠泳を終えて潮と火照りを持った黒髪。それをぞんざいに後ろに束ねて陸上の生活が始まる。男女どちらにしてもドラマの名ラストシーンになれそうだ。


後藤春翠(ごとうしゅんすい)
○好きな一句「転がして声もて遊ぶ寒鴉」02
○季語(寒鴉・晩冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1937年秋田県出身。千葉県山武町にて「浮標」主宰。

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