俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句522・質感70柔10・眉村卓01・2021-03-15(月)
○「残雪や夜空布団のやはらかさ」(眉村卓01)
○季語(残雪・仲春)(「俳句界201405」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:「夜空」と「布団」の関係が不思議な句。残雪の山と夜空を窓に見ながら眠ろうとしているのか。ここは思い切って「よぞらぶとん」(夜空のような布団。夜空の色の布団)としてはどうか!!。SF作家のファンタジー俳句として。
○眉村卓(まゆむらたく)(1934~2019)
○好きな一句「遠くより冬田晴れくる大和なり」02
○季語(冬田・三冬)(「俳句界201405」より引用)
【Profile】:大阪市出身。日本のSF作家。代表作「司政官シリーズ」で泉鏡花文学賞、星雲賞日本長編部門を受賞。高校時代に俳句部に所属、→水原秋櫻子の「馬酔木」に投句。→赤尾兜子の「渦」同人。