俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句521「絵踏する女こつちを見てをりぬ」(「ホトトギス」)(阪西敦子)

2021-03-09 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句521・視覚19・阪西敦子03・2021-03-09(火)
○「絵踏する女こつちを見てをりぬ」(「ホトトギス」)(→阪西敦子03)
○季語(絵踏・初春)(「俳句201308」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:こちら側にいる人に贖罪の意識が感じられる。今日は「絵踏」が廃止された日(1856年4月13日・旧暦安政3年3月9日)。踏み絵に足を載せている女性は、どのような目つきでこちら側を見ているのだろうか。そしてこちら側にいるのは群衆なのか、役人なのか。

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