俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句521・青41・佐久間柳居01・2021-03-10(水)
○「紅梅に青く横たふ筧かな」(『柳居発句集』1789)(佐久間柳居01)
○季語(紅梅・初春)(「日本名句集成(學燈社1991)」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:ほころぶ紅梅の紅色と筧(かけい)の青竹の緑色。構図としても上に跳ね上がる梅の枝と横渡しの筧の竹。一幅の浮世絵のようです。
○佐久間柳居(さくまりゅうきょ)(1686~1748)
○好きな一句「とんぼうや河原の石をかぞへ行く」02
○季語(とんぼう・三秋)(引用同上)
【Profile】:幕臣。→貴志沾洲(せんしゅう)の門にはいるが、江戸座の俳風にあきたらず、中川宗瑞(そうずい)らと「五色墨」をだす。のち→中川乙由の門下となり、蕉風の復古をこころざし、→松尾芭蕉の五十回忌に俳諧集「同光忌」を撰した。(「デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説」より抜粋引用)