俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句524「鳥帰る揺れゐる船の予約席」(佐野鬼人)

2021-03-29 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句524・体感(揺れ)1・佐野鬼人01・2021-03-29(月)
○「鳥帰る揺れゐる船の予約席」(佐野鬼人01)
○季語(鳥帰る・仲春)(「『俳人年鑑』2004年版」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:まだ誰も乗り込んでこない、ぽっかりと空いた予約席がある。揺れる船体の中にある揺るぎのない予約席。


佐野鬼人(さのきじん)
○好きな一句「教会の鎖されゐたり沙羅の花」02
○季語(沙羅の花・晩夏)(「『俳人年鑑』2004年版」より引用)

【Profile】:1927年静岡県出身。富士宮市にて「鬼灯」主宰。

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