俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句521「雲湧けば水走るなり如月や」(鮫島康子)

2021-03-07 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句521・陰暦の月(時間)(如月2)・鮫島康子01・2021-03-07(日)
○「雲湧けば水走るなり如月や」(鮫島康子01)
○季語(如月・仲春)(「→現代俳句データベース」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:旧暦二月の名称である「如月」。そのまま新暦二月の異称としても使われているようだ。雲が湧き水が走る。季節がようやく動き出す「きさらぎ」である。


鮫島康子(さめじまやすこ)
○好きな一句「成層圏に雲立つ水仙がいっぱい」02
○季語(水仙・晩冬)(引用同上)

【Profile】:1918年福岡県出身。1970年頃俳句を始める。口語俳句系の「形象」で前原東作前原誠に師事し休刊後は「鋭角」で→阪口涯子に、「海程」で→金子兜太に、「天籟通信」で→穴井太に師事する。第22回福岡市文学賞受賞。

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