俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句520「いつの間に黄蝶とよはひへだたりぬ」(佐藤喜孝)

2021-03-02 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句520・黄13・佐藤喜孝01・2021-03-02(火)
○「いつの間に黄蝶とよはひへだたりぬ」(佐藤喜孝01)
○季語(黄蝶・三春)(「『俳人年鑑』2004年版」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:少年のころに「野に跳ねる黄蝶の瑞々しい命」を目撃してからどれだけの時間(歳月)が経ったことだろう。あの生まれたての黄蝶の「よはひ」とわが「齢」との隔たりよ。


佐藤喜孝(さとうよしたか)
○好きな一句「湯ざましはひよわなる水初雀」02
○季語(初雀・新年)(「『俳句年鑑』2017年版」より引用)

【Profile】:1941年東京都出身。中野区にて「あを」(2001年有志により創刊)代表。

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