俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0311・不明019・阪西敦子01・2016-12-29(木)

2016-12-29 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句0311・不明019・阪西敦子01・2016-12-29(木)
○「極月や跨げさうなるもの跨ぐ」(阪西敦子01)
季語(極月・冬) 「ごくげつやまたげさうなるものまたぐ」(「俳句201202」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:さて、この「不明」俳句。跨ぐものをいろいろ考えると楽しい句です。屋外では水たまり・線路・側溝、屋内では敷居・書物・亭主など。

 

阪西敦子(さかにしあつこ)
○好きな一句「地下鉄の静かに混みて漱石忌」(「ホトトギス」200605)02
季語(漱石忌・冬) 「ちかてつのしずかにこみてそうせきき」

【Profile】:1977年、神奈川県出身。1995年より「ホトトギス」雑詠、「円虹」へ投句。「ホトトギス」同人、「円虹」会員。2010年、『Go,Hitch,Go!』により第21回日本伝統俳句協会新人賞受賞。


阪西敦子掲載句
03絵踏する女こつちを見てをりぬ(絵踏・初春)〈五感521・視覚19〉2021/3/9

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