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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句458・寒感5・柏柳明子01・2019-11-25(月)

2019-11-25 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句458・寒感5・柏柳明子01・2019-11-25(月)
○「しばらくは夕日の寒き部室かな」(「炎環」201903)(柏柳明子01)
○季語(寒し・三冬)(「俳句201907」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:この句の時間推移の状況は含みがありそうだ。ただ寒い夕日だけが射し込む空の部室。夕方まで練習に打ち込んでいた部員たちが引き上げて来た部室は、あっというまに汗の熱気に包まれてしまった。

 

○柏柳明子(かしわやなぎあきこ)
○好きな一句「犬小屋の入口暗しほうせんくわ」02
○季語(ほうせんくわ・初秋)(「俳句201211」より引用)

【Profile】:1972年神奈川県出身。1996年「炎環」入会、→石寒太に師事。1999年、炎環新鋭叢書2「きざはしの詩」に参加。2001年「炎環」同人。第30回現代俳句新人賞。

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