俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句457・緋5・築田圭子01・2019-11-20(水)
○「緋蕪やこしのしらねの大汝峰」(『大汝峰』2001)(築田圭子01)
○季語(緋蕪・三冬)※大汝峰(おおなんじみね):石川、岐阜、福井の3県にまたがる両白(りょうはく)山地(最高峰は「白山」。「こしのしらね」は白山の古称。)にあり,第四紀後半に活動した火山。【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:緋蕪(ひかぶら)とは緋色の蕪。漬物などにして鮮やかな色合いを楽しむようです。白いご飯にさぞ映えることでしょう。
●築田圭子(つくだけいこ)
○好きな一句「大いなる涅槃の釣瓶落としかな」(『大汝峰』2001)02
○季語(涅槃・仲春)
【Profile】:1927年福井県武生市出身。1973年鎌倉市民俳句教室で→志摩芳次郎に学ぶ。1975年「秋」に入会。→石原八束の指導を受ける。1978年「秋」同人。