●色彩俳句456・透明13・藤本夕衣01・2019-11-13（水）

●色彩俳句456・透明13・藤本夕衣01・2019-11-13（水）
○「日の透る浅瀬に海鼠もどしけり」（藤本夕衣01）
○季語（海鼠・三冬）（「俳句201502」より引用）【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4　→俳人一覧（あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や～）】

【鑑賞】：日の「すける」あるいは「とおる」浅瀬。情景が浮かんでくるような遠浅の海。そんな浅瀬に海鼠をそっと戻したのです。

 

●藤本夕衣（ふじもとゆい）
○好きな一句「日のあたるところざわめく大夏木」02
○季語（夏木・三夏）（「俳句201209」より引用）

【Profile】：1979年愛知県出身。2004年「ゆう」入会。2005年「ゆう」終刊。同年「晨」「泉」、2006年「静かな場所」に参加し、同人となる。2008年「泉」新人賞、2014年「泉賞」受賞。後「晨」同人。