俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句455・質感(重29)・森山久代01・2019-11-04(月)
○「吊るさるる猪に丹波の雲重く」(「鳳」2019春号)(森山久代01)
○季語(猪・晩秋)(「俳句201907」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:掲句の近景の吊るされた猪と遠景の雲。「重い」質感は、そのどちらにもかかっているようだ。今世間では野生猪の豚コレラ対策が急務であるという。
●森山久代(もりやまひさよ)
○好きな一句「先づ空を大きく祓ひ山開」(『大祓』2017)02
○季語(山開・晩夏)(→「木偶の会」より引用)
【Profile】:愛知県出身。1992年「畦」入会。1997年「畦」終刊。1998~2007年「ランブル」入会。2006年「運河」入会。2010年「運河賞」受賞、同人。2011年「晨」同人。