俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0208・黒016・相葉有流01・2015-01-10(土)
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○「冬の月どこからも見ゆ黒赤城」(相葉有流01)
季語(冬の月) 「ふゆのつきどこからもみゆくろあかぎ」(「赤城南麓陶遊ロード」より引用http://blogs.yahoo.co.jp/npcsk058/7131843.html)
【鑑賞】:赤城山といえば国定忠治の「赤城の山も今宵限り」というフレーズが浮かんできます。赤城山は複数の山の総称で、最高峰は黒檜山(くろびさん1,828 m)。そこから「黒赤城」という言葉が生まれたのでしょうか。
○相葉有流(あいばうりゅう)(1907~1993)
●好きな一句「繭ぐるま曳けばこぼるる天の川」02
季語(天の川・秋) (前橋市広瀬川畔に句碑) 「まゆぐるまひけばこぼるるあまのがわ」(「前橋市内文学碑めぐり」より引用http://www12.wind.ne.jp/nabewari/b-aiba.html)
【Profile】:千葉県出身。群馬師範学校教諭として前橋に赴任。後に群大教授となる。俳句は安藤姑洗子に師事。「ぬかご」同人。上毛俳壇選者となる。1957年「石人」創刊主宰。