俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句355・比喩(直喩)=さうな1・早野和子1・2017-11-2(木)
○「陸に上りさうな大鯉秋深し」(第40回角川俳句賞受賞作「運河」50句中の1句)(早野和子1)
○季語(秋深し・晩秋)(「俳句200011」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:大鯉のゆったりとした泳ぎ。しかし寒鯉よりは動きと力がある。そのままのっしのっしと陸に上がりそう。
●早野和子(はやのかずこ)
○好きな一句「纜につく烏貝八月尽」2
○季語(八月尽・初秋)(引用同上)※ともづな【纜】:艫(とも)にあって、船をつなぎとめる綱。
【Profile】:1935年、岡山県出身、東京都在住。1976年「地平」の渡辺倫太に師事。1985年「貂」の→川崎展宏に師事。「貂」「航」同人。『運河』にて平成6年第40回角川俳句賞受賞。
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早野和子掲載句
03船端の水の明るき十二月(十二月・仲冬)〈色彩509・明色4〉2020/12/15