俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句358・忌日(時間)10・高桑義生1・2017-11-19(日)
○「勇忌や白菊の香のみづみづし」(高桑義生1)
○季語(勇忌・初冬)(「俳句200011」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:今日は歌人・吉井勇の忌日(かにかくに忌・紅燈忌)(1960)。「かにかくに祇園はこひし寐るときも枕の下を水のながるる」(『酒ほがひ』1910)。「かにかくに祭」では歌碑に白菊が供えられるという。
●高桑義生(たかくわぎせい)(1894~1981)
○好きな一句「落葉ふんで道新しくひらけたり」(京都嵯峨野常寂光寺に句碑)2
○季語(落葉・三冬)
【Profile】:東京牛込生まれ。小説家。代表作に「黒髪地獄」「快俠七人組」「白蝶秘門」など。俳句は1948年から「嵯峨野」俳句会を主宰。(初代高桑義生、その後→村山古郷、→村沢夏風、阪田昭風、→才野洋と引き継がれる。)