俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句357・初冬(時間)1・火村卓造1・2017-11-12(日)
○「初冬の濤へ鳥居の迫り出して」(『自註火村卓造集』2000)(火村卓造1)
○季語(初冬・初冬)(「角川俳句大歳時記・冬」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:海の波際にある神社なのでしょう。初冬のやや荒れてきた白波に鳥居が迫り出して見えます。
●火村卓造(ひむらたくぞう)
○好きな一句「若菜野に銀冠の樹々ひとそよぎ」2
○季語(若菜野・新年)(「俳句201301」より引用)※「若菜野」=七草粥に入れる若菜を摘み歩く野。
【Profile】:1927年、栃木県出身。1971年→野澤節子に師事。「蘭」創刊より参加。編集長、同人会長などを歴任。蘭同人賞、蘭同人評論賞、下野文学大賞。1996年、俳誌「耀」創刊主宰。