俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句355・透明10・江中真弓1・2017-11-4(土)
○「身のどこか透きとほりゆく柚子を煮て」(『武蔵野』2012)(江中真弓1)
○季語(柚子・晩秋)(→「楽しい句集と歌集」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「柚子の砂糖煮」というレシピがあるようです。食べたことはありません。たとえば柚子の半透明な輪切りを、ウィスキーのお湯割りに浮かべるのはどうでしょうか。身の透き通りそうな酔い心地でしょう。
●江中真弓(えなかまゆみ)
○好きな一句「水中に掌がひらひらと新豆腐」(『水中の桃』2003)2
○季語(新豆腐・晩秋)
【Profile】:1941年、埼玉県出身。1967年→加藤楸邨の「寒雷」入会。1980年→永田耕一郎の「梓」に創刊号より参加。1985年第3回「梓賞」受賞。1988年「寒雷」同人。2002年「寒雷賞」受賞。「寒雷」編集長。現代俳句協会会員。