俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句357・嗅覚76・岩井英雅1・2017-11-13(月)
○「柊のたそがれの香にほかならず」(『天行』1992)(岩井英雅1)
○季語(柊の花・初冬)(「俳句201705」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「柊ひいらぎ」は単独では季語にならないらしいが、この句では「香」と言っているので、「花柊」と判断できよう。透くような白い花は、黄昏の香を放っている。(クリスマスでお馴染みの西洋ひいらぎはまったくの別物。)
●岩井英雅(いわいえいが)
○好きな一句「萱を刈る空のいたくも曇るなり」(「朝日新聞」)2
○季語(萱刈り・仲秋)
【Profile】:1950年大阪府出身。1972年「杉」入会、→森澄雄に師事。1976年「杉賞」受賞、「杉」同人。NHK学園講師。俳人協会会員。