俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0158・黒013・久保純夫01・2014-01-22(水)
○「微熱あり黒く輝くハイヒール」(久保純夫01)
季語(無季)
微熱があるのはハイヒールなのか、作者なのか不明です。前者であれば、熱くくすぶる物体の存在感が強くなります。後者では取り合わせにより句に深みが増します。解釈が分かれる句は、やはりいい句です。
○久保純夫(くぼすみお)
代表句「銅鐸の韻渡るらし冬の空」02
季語(冬の空)
1949年、大阪生まれ。1971年「花曜」入会。→鈴木六林男に師事。同人会長。第8回花曜賞。第16回六人の会賞。第42回現代俳句協会賞。2006年、高橋修宏、岡田耕治、森澤程と「光芒」を創刊。2013年、季刊誌「儒艮(じゅごん)」編集発行。→久保るみ子→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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●五感俳句0113・聴覚033・河野南畦・2013-01-21
●五感俳句0113・聴覚033・河野南畦・2013-01-21「大寒の船笛聴きし地下酒場」(→河野南畦03)季語(大寒・冬) 大寒の夜、地下街で酒を飲...