俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0156・自由律019・河本緑石01・2014-01-09(木)

2014-01-09 10:58:15 | 方法俳句

●方法俳句0156・自由律019・河本緑石01・2014-01-09(木)

 

○「あらうみのやねやね」(河本緑石01)

○季語(無季)

【鑑賞】:漢字で表記すると「荒海の屋根屋根」で印象がずいぶんと変わります。「→陽へ病む」(裸木)ほどではないにしても、この自由律句の短さは格別です。倉吉農業高校校門前に句碑があるそうです。

 

河本緑石(かわもとりょくせき)(1897~1933)

○代表句「冬の夕焼さびしい指が生えた」02

○季語(冬夕焼)

【Profile】:鳥取県倉吉市生まれ。1914年、→荻原井泉水に師事、「層雲」に拠る。1916年、盛岡高等農林学校入学。在学中に宮沢賢治等と文芸誌「アザリア」に参加。長野・鳥取で高校教諭に就き「層雲」に俳句を発表しながら詩作する。1933年、教え子を引率しての海水浴中に溺れた同僚を救助後、事故死。→俳人一覧(

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