俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0129・嗅覚022・國弘賢治・2013-05-13(月)
○「繪をかいてゐる子の虹の匂ひかな」『賢治句集(1991)・増殖する俳句歳時記20061014より引用』(國弘賢治01)
季語(虹・夏)
もちろん虹には匂いはありません。しかし子どもの描く塗り絵の虹には匂いがあるのです。七色のかんばしい匂いが。
○國弘賢治(くにひろけんじ)(1913~1959)
代表句「みつ豆はジャズのごとくに美しき」02
季語(みつ豆・夏)
8歳の時に脊髄カリエスを発病、47年間の闘病生活が続いた。→高浜虚子に師事。「ホトトギス」に投稿した。遺句集「賢治句集」が1991年に刊行された。