俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0129・唇01・飯島みさ子・2013-05-14(火)
○「唇にのす冷たさよ柏餅」(飯島みさ子01)
季語(柏餅・夏)
この柏餅、よく冷えているんですね。ところで、桜餅の葉は塩漬けにされていて美味しいのですが、柏餅の葉っぱは食べることができるのでしょうか?。
○飯島みさ子(いいじまみさこ)(1899~1923)
代表句「熱の目に紫うすきぎぼしゆかな」『擬宝珠(1924)』02
季語(擬宝珠・夏)
大正時代の俳人。大阪生まれ。生後間もなくかかったポリオのため歩行困難となる。16歳ごろから→長谷川零余子にまなぶ。「ホトトギス」に投稿して→高浜虚子にみとめられたが、大正12年、チフスにより25歳で死去。13年両親により遺句集「擬宝珠」が刊行された。