俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0127・交信02・小出秋光・2013-05-04(土)

2013-05-04 08:05:06 | 方法俳句

○方法俳句0127・交信02・小出秋光・2013-05-04(土)

○「暖かしわだ津みに降るものの声」(小出秋光01)

○季語(暖か・春)

【鑑賞】:死と隣り合わせの原体験を持つ作者にとっては、「交信」などというものではなく、生きている限り絶えず身ほとりにある死者の叫びなのでしょう。特攻隊員たっだ俳人の句です。(南房総仁右衛門島に句碑)

 

小出秋光(こいでしゅうこう)(1926~2006)

○好きな一句「死なざりし記憶をつなぐ虹の色」02

○季語(虹・夏)

【Profile】:千葉県印旛郡出身。陸軍飛行学校卒。特攻としての猛訓練を受け、台湾で終戦を迎え帰還。1946年「初雁」入会、1968年「」に参加、同人。1978年「好日」主宰。

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