俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句0128・皮膚01・辻美奈子・2013-05-07(火)
○「桜満開おのが身に皮膚いちまい」『真咲(2004)』(辻美奈子01)
○季語(桜・春)
【鑑賞】:弘前の桜が満開となりました。一度は観てみたい弘前城の桜。関東ではあわただしく先を急いだ前線でしたが、東北ではややゆっくり。自分の皮膚がいちまいあることと、桜が満開になることは同じ次元のことです。
○辻美奈子(つじみなこ)
○好きな一句:「蛍烏賊ほどを灯して授乳せり」02
○季語(蛍烏賊・春)
【Profile】:1965年東京都出身。1983年「沖」入会。1993年「沖」新人賞、1995年「沖」珊瑚賞。同人。『真咲』で第28回俳人協会新人賞。
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辻美奈子掲載句
03短夜の夢に両手をずぶぬれに(短夜・三夏)〈五感484・湿感19〉2020/6/22
04花屋よく匂ふ勤労感謝の日(勤労感謝の日・初冬)〈五感506・嗅覚107〉2020/11/23