俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0130・透明06・堀麦水・2013-05-22(水)

2013-05-22 22:56:57 | 色彩俳句

●色彩俳句0130・透明06・堀麦水・2013-05-22(水)

 

○「卯の花や彳む人の透き通り」(堀麦水01)

季語(卯の花・夏)

この句の「卯の花」は豆腐の「おから」の方ではなく、「ウツギの花」です。暮方の山道の脇に白い花が浮き上がります。かたわらに佇む人の身体も透き通るようです。

 

堀麦水(ほりばくすい)(1718~1783)

代表句「石を出る流れは白し花薄」02

季語(花薄・秋)

江戸中期の俳人。金沢生れ。俳諧は中川麦浪和田希因らに師事。伊勢、京都などへ行脚しながら俳諧師としての実力を養成した。卑俗を拒んで貞享期の蕉風に傾倒した。

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