俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0112・自由律012・安齋櫻磈子・2013-01-14

2013-01-14 00:00:05 | 方法俳句

●方法俳句0112・自由律012・安齋櫻磈子・2013-01-14


○「綯ふものもあらず寒九の大地ただ光る」(安齋櫻磈子01)


季語(寒九・冬)


「寒九」とは小寒に入ってから9日目という意味で、ちょうど今日あたりにあたります。寒さがいよいよ厳しくなる頃です。綯(な)って縄をつくるような紐なども一切見当たらない大地はただ寒く光るばかりです。


安齋櫻磈子(あんざいおうかいし)(1886~1953)

代表句「晩学静か也杉は花粉を飛ばす」02

季語(花粉・春)

宮城県登米生まれ。家は代々仙台藩の御機師で高等小学過程終了後家業の織物業を継ぐ。17歳頃より作句を始め、菅原師竹に師事。→河東碧梧桐の「日本俳句」に投稿、新傾向派の俳人として注目される。のち「海紅」同人として自由律俳句を提唱した。

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