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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0111・白019・深谷雄大・2013-01-09

2013-01-09 01:25:19 | 色彩俳句

●色彩俳句0111・019・深谷雄大・2013-01-09


○「瞑の自伝の荒野雪が降る」(『白瞑』1983)(深谷雄大01)

季語(雪・晩冬)

【鑑賞】:「白瞑」とはしらじらとした薄明かりという意味。まさしく雪が降りしきる荒野は「白瞑」と呼ぶにふさわしい明るさです。師の石原八束は賞賛された句だということです。

 

深谷雄大(ふかやゆうだい)

○好きな一句「百年の知己のごとくに雪来たる」02

○季語(雪・晩冬)

【Profile】:1934年朝鮮生れ。朝鮮から戦後引き揚げて旭川に定住。→石原八束に師事し、「」創刊同人。「雪華」創刊主宰。長年、雪を詠み続け「雪の雄大」と呼ばれる。


深谷雄大掲載句
03日盛りの頭を支ふ頸の骨(『吉曜』1999)(日盛り・晩夏)〈五体658・頸1〉2024/7/23

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