俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0114・痛覚04・大石太・2013-01-28
○「雪来るか座りだこ疼く橋の上」(大石太01)
季語(雪・冬)
家を無くして座っている橋の上。都会の空にも雪の来る匂いがしてきました。尻の座りだこがじんじんと疼きます。「ホームレス夢泣(2001)」
○大石太(おおいしふとし)(1941~2006)
代表句「生きすぎたと交番に相談に行く」02
季語(無季)
鹿児島県生まれ。高校卒業後、金融関係の会社に勤めたが、顧客とのトラブルで解雇され、その後、ホームレス俳人として注目を集めた。