俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0110・顎01・山地春眠子・2013-01-01
○「死際の顎ぬくしとやお元日」(山地春眠子01)
季語(元日・新年)
2013年は五体の「顎」でスタートです。「死際の顎のぬくもり」とは元旦にふさわしい句ではありません。しかし、元日といっても日本全国おめでたい筈もなく、あえて年の初めに、現実に立ち向かう覚悟も必要でしょう。しかし、祈ることぐらいはOK!!「いい年でありますように」(^O^)。
○山地春眠子(やまじしゅんみんし)
代表句「寝返りを打つて闇見る我鬼忌かな」02
季語(餓鬼忌・夏)
1935年、東京都生れ。→藤田湘子に師事。「鷹」同人。鷹新人賞、鷹俳句賞を受賞。「西北の森」所属。川野蓼艸らとともに1987年に連句結社「草門会」を立ち上げた。