俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句027・手01・林田紀音夫
○「箸を割る多数の中のおくれた手」(→林田紀音夫04)
季語(無季)
「五体」の中の「手」。なんと意外にも初登場です。団体客が一斉に割り箸を割るシーン。そのなかの一人が一寸遅れて箸を割りました。多数の中の少数、というよりは多数の中の個をクローズアップさせています。宇宙のタイミングではその一人のほうが正しかったりして。