俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●技法俳句026・擬人02・服部嵐雪
○「蒲団着て寝たる姿や東山」(服部嵐雪01)
季語(蒲団・冬)
擬人の第2弾。擬人法は俳句の常套手段であるため、ここでは典型的な擬人法を用いた句に限りたいとおもいます。京都東山を蒲団を着て寝ている人の姿になぞらえました。
○服部嵐雪(はっとりらんせつ)(1654~1707)
代表句「梅一輪一輪ほどのあたたかさ」02
季語(梅・春)
江戸湯島出身。転々と主を替えながらも30年間ほど武士の生活。遊女を妻とし、放蕩の一面もあったが、純情誠実な性格。→榎本其角と並び江戸では蕉門古参の高弟。画をよくし、晩年は禅に傾くが多くの門人を育てている。
服部嵐雪掲載句
2013/10/13 03名月や煙這ひ行く水の上(名月・秋)〈次元・水面上(空間)〉