小室哲哉のニュースには驚いたんだけど、直接間接に聞いていたこの人のバブリーな生活や態度を考えると、同情する気はまったく起きない。ただ、この件に関する報道のいい加減さ、説明不十分ぶりにはちょっとコメントしたくなりましたけどねぇ~。
小室哲哉を5億円詐取容疑で逮捕へ(日刊スポーツ) - goo ニュース
以前、JASRACに関する記事の中で、「作詞作曲家は音楽出版社に著作権を譲渡し、印税をもらう契約をしているのが通例」という趣旨のことを書いたんだけど、どうも新聞記者の類ってこの仕組みをあまりよく理解していないみたいですね~。
だって、記事によって書き方にバラツキがあるでしょ?!
わたしが想像するに、小室氏が「譲渡」しようとしたのは楽曲の「著作権」ではなくて、「印税契約」の方だったんじゃあないのかな?で、離婚の慰謝料のせいで差し押さえられていた「印税」を取り戻すために、手付金を某社長に要求した。
内容としてはこの手の話だと思うんだけど、問題になるのは、その社長も小室氏も「印税契約」を「楽曲の著作権契約」だと勘違いしていたということか?
小室氏みたいな人が、もろもろの手続きを人任せにしてきたことは想像がつくし、この手の問題の門外漢である某社長も、「楽曲の著作権が譲渡される」って勘違いしたということなのではって、わたしは想像します。
だいたい、エイベックスなど、小室楽曲の音楽著作権の譲渡を受けている会社が自分たちの権利を簡単に手放すわけがないのだし・・・。
☆ ☆ ☆
と、ここまで記事を書いたところで、小室氏が著作権の二重譲渡をめぐって文化庁の著作権登録制度を利用していたことや、司法書士に相談を持ちかけていたことを知りました。となると、小室氏本人は確信犯だったってこと?!
ところで、文化庁の著作権登録制度というのは、実際のところあまり利用されていない制度で、それというのも、日本の著作権法は「無方式主義」といって、登録制度を利用しないくても著作権は守られる仕組みなんですよ。
ただ、土地の登記と一緒で、この登録制度を利用している著作権者は保護されるわけだけど、確信犯的にこの制度を悪用している場合、文化庁はどういう対応を取ることになるのか?まあ、なかなか微妙なんじゃないかな?
なので、この制度を利用しているのは、係争中の「わけあり著作物」の可能性大と思っていいのではないかしら?
(因みに、文化庁のHPで登録された著作物を検索することができます。わたしが「小室哲哉」で検索したところ、検索件数52件。)
で、こういうマイナーな制度を利用していることを考えると、小室氏に入れ知恵した著作権関係の弁護士がいたことは間違いない。というより、小室氏の周辺には小室氏を利用して悪知恵を働かせていた犯罪集団のような狡猾な連中がいたんじゃないのかな?(経済ヤクザとかね。)
だって、小室本人が登録手続きの類をやったとは、とても思えないですから。
それより何より、わたしが気になっているのは、5億円をポーンと払った被害者社長。
・【小室逮捕】「Departuresからarrivalへ」 告訴人の訴え原文
>小室氏の作品にDEPARTURESという曲がありますが、arrivalという曲は未だありません。
>daydreamは永遠には続かないのです。いつかはしかるべき所にarrival(到着、新生)するしかないのです。
など、後で出したコメントもわけがわからない上に、どこかナルシスティックな感じ。よくわかりもしない音楽著作権に簡単にお金を払った感覚も凄いけど、どうしてそんなにお金そんなに持ってるのっていうのが、わたしの素朴な疑問だなあ~。本当の本業は何なんですかね~。
あと、ついでながら、音楽著作権に関する悲劇でいうとビートルズの音楽出版「ノーザン・ソングス」の顛末なんか有名ですが、このあたりのことはアンチ・JASRAC派の人々も覚えておくべき情報なのではないかな?
というわけで、これだけ話が大事になった背景には、小室周辺に黒い筋が暗躍していたってことなのではというのが、わたしの推測。つまり、ライブドアと同じようなケースなのでは・・・。
まあ、しばらく動向に注目!
奥さんとか母親のお涙頂戴話なんかじゃなくてね!
小室哲哉を5億円詐取容疑で逮捕へ(日刊スポーツ) - goo ニュース
以前、JASRACに関する記事の中で、「作詞作曲家は音楽出版社に著作権を譲渡し、印税をもらう契約をしているのが通例」という趣旨のことを書いたんだけど、どうも新聞記者の類ってこの仕組みをあまりよく理解していないみたいですね~。
だって、記事によって書き方にバラツキがあるでしょ?!
わたしが想像するに、小室氏が「譲渡」しようとしたのは楽曲の「著作権」ではなくて、「印税契約」の方だったんじゃあないのかな?で、離婚の慰謝料のせいで差し押さえられていた「印税」を取り戻すために、手付金を某社長に要求した。
内容としてはこの手の話だと思うんだけど、問題になるのは、その社長も小室氏も「印税契約」を「楽曲の著作権契約」だと勘違いしていたということか?
小室氏みたいな人が、もろもろの手続きを人任せにしてきたことは想像がつくし、この手の問題の門外漢である某社長も、「楽曲の著作権が譲渡される」って勘違いしたということなのではって、わたしは想像します。
だいたい、エイベックスなど、小室楽曲の音楽著作権の譲渡を受けている会社が自分たちの権利を簡単に手放すわけがないのだし・・・。
☆ ☆ ☆
と、ここまで記事を書いたところで、小室氏が著作権の二重譲渡をめぐって文化庁の著作権登録制度を利用していたことや、司法書士に相談を持ちかけていたことを知りました。となると、小室氏本人は確信犯だったってこと?!
ところで、文化庁の著作権登録制度というのは、実際のところあまり利用されていない制度で、それというのも、日本の著作権法は「無方式主義」といって、登録制度を利用しないくても著作権は守られる仕組みなんですよ。
ただ、土地の登記と一緒で、この登録制度を利用している著作権者は保護されるわけだけど、確信犯的にこの制度を悪用している場合、文化庁はどういう対応を取ることになるのか?まあ、なかなか微妙なんじゃないかな?
なので、この制度を利用しているのは、係争中の「わけあり著作物」の可能性大と思っていいのではないかしら?
(因みに、文化庁のHPで登録された著作物を検索することができます。わたしが「小室哲哉」で検索したところ、検索件数52件。)
で、こういうマイナーな制度を利用していることを考えると、小室氏に入れ知恵した著作権関係の弁護士がいたことは間違いない。というより、小室氏の周辺には小室氏を利用して悪知恵を働かせていた犯罪集団のような狡猾な連中がいたんじゃないのかな?(経済ヤクザとかね。)
だって、小室本人が登録手続きの類をやったとは、とても思えないですから。
それより何より、わたしが気になっているのは、5億円をポーンと払った被害者社長。
・【小室逮捕】「Departuresからarrivalへ」 告訴人の訴え原文
>小室氏の作品にDEPARTURESという曲がありますが、arrivalという曲は未だありません。
>daydreamは永遠には続かないのです。いつかはしかるべき所にarrival(到着、新生)するしかないのです。
など、後で出したコメントもわけがわからない上に、どこかナルシスティックな感じ。よくわかりもしない音楽著作権に簡単にお金を払った感覚も凄いけど、どうしてそんなにお金そんなに持ってるのっていうのが、わたしの素朴な疑問だなあ~。本当の本業は何なんですかね~。
あと、ついでながら、音楽著作権に関する悲劇でいうとビートルズの音楽出版「ノーザン・ソングス」の顛末なんか有名ですが、このあたりのことはアンチ・JASRAC派の人々も覚えておくべき情報なのではないかな?
というわけで、これだけ話が大事になった背景には、小室周辺に黒い筋が暗躍していたってことなのではというのが、わたしの推測。つまり、ライブドアと同じようなケースなのでは・・・。
まあ、しばらく動向に注目!
奥さんとか母親のお涙頂戴話なんかじゃなくてね!
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