西原理恵子のマンガ「毎日かあさん」をめぐって、西原と武蔵野市との間で論争が持ちあがっている。話は、西原の長男が通う市立小学校が西原に「学校を作品の舞台にしないでほしい」と申し入れたのがきっかけ。
<わたしの記事>
『上京ものがたり』 西原理恵子 著
この件については、手塚文化賞のコメントにもチラッと出て来ていたので、知ってはいたけど、市や教師っていうのはつくづく文化レベルが低いんだなと思う。
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最近アクセスがちょっと増えたなあと思ったら、『愛の流刑地』関連のアクセスだった?!どうも、最近の急展開(?)が原因らしい。
一応、知らない人のためにおさらいしておくと、『愛の流刑地』というのは日経新聞の朝刊に連載されている渡辺淳一の小説で、55歳の恋愛小説家のおっさんと36歳の子持ちの人妻の不倫をテーマにしたもの。朝っぱらから、陳腐な性描写は登場するわ、挿絵は笑わせてくれるわで、ブロガーたちの格 . . . 本文を読む
このブログでも何度か取り上げている人気クラシック漫画「のだめカンタービレ」。ヒロイン・野田恵(のだめ)のあこがれの先輩で指揮者志望の美青年キャラ・「千秋真一」がなんと、CDデビューする。曲はブラームスの交響曲第1番!
★わたしの「のだめ」関連記事。(雑誌「Girlie」の特集「マンガ再生2005」に、二ノ宮知子インタビュー。)
実際のオケや指揮者は秘密なんだそうだけど、どんな演奏になることやら . . . 本文を読む
バカバカしくて、まともなマスコミは取り上げていないようだけど、ホリエモンが選挙区広島の地域振興策として「尾道ハリウッド構想」をぶち上げているらしい。
大林宣彦監督の尾道三部作で知られる尾道に、スタジオを誘致して映画のメッカにしようという話なのだけど、どうせ泡沫候補だから本気で言ってるわけではないとはいえ、一応経済人なんだから、できないことは言うもんじゃないって言いたいですね。
映画「男たちの大 . . . 本文を読む
昨日、納涼歌舞伎・第三部を観て帰ってきたら、このニュースでビックリ。パパゲーノさん、御情報ありがとうございます。
今年一月の「文七元結」と「御所五郎蔵」での東京復帰では、さすがのわたしも目頭が熱くなったんだけど、大丈夫なんだろうか?このひとも、なかなか多難な人生だなあと思う。
歌舞伎役者としては賛否両論の成田屋だけど、わたしは十一代目とも今の海老蔵とも違う古風な怪優として評価してきた。いなくな . . . 本文を読む
東京ローカル局・東京MXテレビでやっている、立川談志の番組「談志・陳平の言いたい放題」に、なんと文芸評論家の福田和也が出演中!
初めて動いている福田和也を見ました。確か落語好きなんですよね、このひと。感想はまたあとで!
因みに、明日の朝に再放送があります。
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この4年間で国の借金を300兆円も増やした改革失敗コンビ・小泉&竹中が、広告代理店を使ってPRしようとしたエセ改革「郵政民営化」。その企画書によれば、主婦層や高齢者層は「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層」という位置付けだそうだ!と、ここまで書いたところで握ったこぶしが震えてきた!嗚呼、小泉&竹中を殴りたい!!
借金時計
詳しい話は、この件で国会質疑を行った中村哲治 . . . 本文を読む
このニュース自体もひどいものなんだけど、そもそも、「在外被爆者」という人達のことがもっと知られたほうがいいと思うんで、あえて書き込み。
わたしも知ったのは3年ぐらい前のことだから偉そうなことはいえないのだけど、「在外被爆者」というのは、おおまかには2種類のケースがあって、朝鮮半島や中国から連行されて広島や長崎で被爆したというケースと、被爆した日本人が海外に移住したケースがある。
そして、いずれ . . . 本文を読む
福田和子受刑者の死を知って、条件反射的に阪本順治監督の『顔』という映画を思い出してしまった。
福田和子事件にインスパイアされて作られた、藤山直美主演の映画。確か、テアトル新宿で観た記憶があるのだけど、中村勘九郎(当時)が凄いオッサンの役で友情出演してるんですよね。(ちょっと、アンゲロプロスの『霧の中の風景』みたいなシーンで出てくる。)
大楠道代がカッコよかったなあというのがわたしの印象だったけ . . . 本文を読む
学生時代にスポーツに汗を流している人たちのことを殊更に悪く言う気はないのだけど、明徳義塾の件にせよ、駒大苫小牧の件にせよ、わたしみたいな文化系帰宅部の人間とは遠いカルチャーの話だなあとつくづく思う。(以下、暴論が続くので、体育会系の方は読まないで下さい。)
わたしは中学も高校も学級委員をやったことがあるけど、学校行事は学級委員自ら率先してサボってやったし、上級生や教師にイチャモンつけまくってたけ . . . 本文を読む
ここ二日は忙しくて更新を怠ったんですが、今日はさすがに台風も来るし、早く帰ってきた!ところで、極めてクラシックな雰囲気を湛える新党「国民新党」。その公式HPに載っている4コママンガには笑わせてもらいました!!
北朝鮮と小泉の関係を揶揄したマンガなんだけど、マンガにしないでいっそストレートに言っちゃったらどうかと思うんだけどなあ…。それと、印籠をかざした綿貫黄門と亀井静香の絵っていうのも何だか凄い . . . 本文を読む
ここのところの岩波文庫は凄い。三木竹ニの『観劇偶評』、杉山其日庵の『浄瑠璃素人講釈』(上)(下)に続いて、三宅周太郎の『文楽の研究』まで文庫化とは!
とかく、左翼系といわれる岩波だけど、日本の伝統芸能・関連書籍の文庫化にはまったく頭が下がる。一体、こういう企画がどの程度採算を保ってるのか興味があるのだけど、どうなんですかね?(やっぱり、採算割れってもんかな?)
商売で右寄り出版物を出している出 . . . 本文を読む
昨日、朝日ニュースターの「パックイン・ジャーナル」という番組を見ていたら、昔、武智鉄二が自民党から選挙への出馬を依頼されて、貰った選挙の支度金4000万をネコババ、そのまま逃げてしまったという話が紹介されていた。さすが、武智鉄二!ホリエモンとは器が違う!
歌舞伎ファン以外にはあまりなじみがない名前かもしれないけど、武智鉄二というひとは、関西の富裕な家に生まれ、古典芸能の谷町、演劇評論家、歌舞伎演 . . . 本文を読む