ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」の舞台演出で、神話的な世界観を産業革命の時代風俗に読み替え、物議を醸したのがパトリス・シェロー演出、ブーレーズ指揮の舞台でした。以前、CSのクラシカジャパンで放送したものを録画したっきり、観ていなかったんで、今回観たのですが、断続的に感想を書きます。では、最初は「ラインの黄金」・・・。 . . . 本文を読む
スコセッシは嫌いじゃないんだけど、見逃していたんですよね~。といって、なんで今更この映画を見る気になったかといえば、この映画にはグノーの「ファウスト」というオペラが出てくるから!つまり、オペラ・ネタ映画鑑賞第2弾というわけなんです! . . . 本文を読む
最近、わたしのなかでは「第二次オペラブーム」が起こっていて、オペラのLD(DVDではない!)の鑑賞はもちろんのこと、オペラが出てくる映画っていうのも、チラチラ観ていたりするんですよね~。で、オペラネタとしては非常に有名なこの映画、見逃していたので観てみました。まあ、この監督、オペラの演出もやっているしねえ~。 . . . 本文を読む
ひっさびさのオペラネタ。値段は安いんだけど、出演者がいまいちという理由で敬遠していた小学館の「魅惑のオペラシリーズ」。でも、「『ホフマン物語』って見たことないしなあ~」というわけで、買ってみたら、これは大当たりでした!話もわかりやすいし、オペラ初心者にもいいんじゃないかなあ~。 . . . 本文を読む
「愛の妙薬」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」なんていう痴話喧嘩モノ(?)のオペラを見ているうちに、ちょっと食傷気味になってしまったわたし。で、「甘いものばかりじゃなくて、塩辛いものが食べたい」なんていう心境で、思いついたのが、ワーグナーだった!そんなわけで、わたしの怒涛のワーグナー週間が幕を開けたのですが…。 . . . 本文を読む
「オペラ映画しか出てこないの?」って思われそうなので、ここで究極の舞台中継だとわたしが思ったものをひとつ。じつはこの映像ソフトって、中古VHSビデオを税込み840円で買ったのですが、至高の観賞体験でしたよ!テレビ中継の録画から起こしたものらしく、字幕なしで映像も音も酷い代物(つまり海賊版?)だけど、これほどのライブ感はちょっとないな!そんなわけで、感想です! . . . 本文を読む
中古LDを漁っていて思うのは、クラシックファンにとっていわゆるオペラ映画というのは、舞台中継版の映像より一段下にみられているのではないかってこと。これは新品のDVDではあまり感じられないことだけど、中古LDの値段のつけられ方では、割とはっきりと現れている現象だと思いますね。で、斯くいうわたしも、<オペラ映画=初心者向けB級映画>という印象をなんとなく抱いていたわけだけど、ある日、そんな思い込みを吹っ飛ばす一冊の本に出会ってしまった! . . . 本文を読む
純粋に映画的な関心から買ってしまったベルイマンの『魔笛』。わたしはLDを二千円くらいで買ったのですが、これでもわたしのLD買いのなかでは高いほうだったなあ~。(いつもは千円前後ですから!)とりあえず、感想です。 . . . 本文を読む
足首骨折からはや二ヶ月近くが経ったわけだけど、「あのひとは家で何やってんの?」という疑問を持った人は、どうも多いらしい。頼る人のいない一人暮らしだし、後で聞いたら鬱病説すら流れていたということで、つくづく、「仕事人間だって思われているんだなあ~」なんて思いました。しかし、しかし、一応、快楽主義者ですから、わたしは! というわけで、怪我しても、新しい快楽、未知の体験を求めていたというわけで…。 . . . 本文を読む