2023年に観た映画は85本で、例年100本以上は観ていることを考えると、本数こそ少ないのですが、中身は本当に充実していました。簡単に感想です。
＜映画の部＞
①正欲
②怪物
③フェイブルマンズ
④TAR/ター
⑤ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地
⑥ＰＥＲＦＥＣＴ ＤＡＹＳ
⑦首
⑧バービー
⑨ビリーバーズ
⑩水俣曼荼羅
【次点】
⑪君たちはどう生きるか
⑫月
⑬マエストロ
⑭日本の熱い日々 謀殺・下山事件
⑮望郷子守歌
⑯悪魔をやっつけろ
⑰天使の顔
⑱蟻の兵隊
⑲福田村事件
⑳ザ・キラー
【次々点】
ゴジラ-1.0
市子
戒厳令
煉獄エロイカ
告白的女優論
では、早速、作品ごとの一言コメント。
①年末の12/30にこの映画を観るまでは、「今年は『怪物』かな～」と思っていたのですが、観終わって一気に逆転。後世に残る１本だと思いました。無表情の中に伝わるべき感情が込められている、そんな演出です。ガッキーにこういう役をやらせたのも凄いし、晩年のアルトマンの映画のようなパッチワーク形式の脚本で、今の日本を描いている。２０２０年代の日本映画を代表する１本と言っていいでしょう。傑作！
②是枝監督作品は、話がボヤっとしているものが多くて好きじゃないのですが、この映画は脚本を監督が書いていないこともあり、引き締まったいい作品になっていると思います。こういう、心の持って行き場のないのが映画だなあ～と、映画館の中で思いました。
③スピルバーグの映画ですけど、映画への愛、母親への愛に満ちた大傑作です！個人的にミシェル・ウィリアムズが大好きなので、母親役がドハマりでした。また、デビット・リンチにジョン・フォード役をやらせたのもいい！
④これはクラシックの女性指揮者の話ですが、クラシックファンにも、映画ファンにも納得のいく、映画らしい画面の映画。個人的には、ケイト・ブランシェットが出ている映画で一番いいです。
⑤小津安二郎の『東京物語』から、映画史上ナンバーワン映画の座を奪った1975年の作品で、200分超もあるんだけど、観て驚嘆しました！淡々としているけど、観はじめたら全然長く感じないです！こんな緊張感のある単調な映画って、マジックですよ！2020年代のマスト映画ですね、コレは！
★ここまでの５本はどれが１位でもおかしくない作品です。必見です！
⑥ヴィム・ヴェンダースが役所広司演じる東京のトイレ清掃人を描いた作品だけど、東京のひなびた街並みに、ヴェルベットアンダーグランドの「パーフェクトデイズ」がこんなに合うとは、奇跡だと思いました！大傑作ではないけど、映画を観続けてきた人へのヴェンダースからのプレゼントみたいな映画ですね～。いい余韻に浸れます。
⑦2023年は、宮崎駿と北野武の最新作が観れた幸福な年だったと記憶されると思いますが、武はやりたい放題で、爽快感がありました。これだけやったらそりゃお金がかかります。昔『仁義なき映画論』で語られた時代劇がこんな形で実現するとは！感慨無量。
⑧フェミニズム映画みたいな感想もあるけど、エンターテイメントとして優れているし、中身も攻めてる。同じ監督の『レディバード』が好きじゃなかったので、観る前は・・・だったけど、充分楽しめましたよ。でも、本当のことを言うと、この監督の「若草物語」の再映画化『ストーリーオブマイライフ』の方が作品的にはキャサリン・ヘップバーンの『若草物語（1933）』と比肩する大傑作。今後注目の監督ですね。
⑨山本直樹の新興宗教を描いたマンガの映画化だけど、磯村勇斗、北村優衣、宇野祥平の関係性がいいんですよね。『正欲』、『ビリーバーズ』、『月』と、2020年代は、映画俳優・磯村勇斗の時代に入ったんだと思います。必見！北村優衣の作品ももっと観たいと思いました！
⑩６時間以上ある映画なのでDVDで観たのですが、観はじめたら一気見です。原発だろうが政治だろうが、とにかく、水俣の問題のなかに日本の問題のすべてが入っている。ワイズマンのドキュメンタリーもいいけど、日本には原一男いますよ。日本人必見。
以下、次点は出来の順位の問題でなく、気になった順です。
⑪宮崎駿の新作は、これまでの作品の展開の総復習みたいな要素に、母親の問題が加わった感じでしょうか。全然難解じゃないし、黒澤明の『夢』を見るような感じで、巨匠の想像力に身を委ねればいいんだと思います。
⑫部分的にはワースト映画スレスレだけど、磯村勇斗の怪演が凄いし、宮沢りえとオダギリジョー！観るべき問題作ですね。
⑬ブラッドリー・クーパーがクラシックファンにはおなじみの名指揮者レナード・バーンスタインを演じている映画なんだけど、ブラッドリー・クーパーの完コピといっていいレベルのルックスに驚嘆しつつも、惜しむらくは、声が全然バーンスタインじゃない！でも、奥さんのフェリシア・モンテアレグレとの関係や同性愛の問題など、かなり赤裸々で、面白い映画でした。特に、マーラーの交響曲２番を指揮しているシーンの憑依している感じが驚愕！そういえば、バースタインのモツレクのアルバムジャケット、フェリシア・モンテアレグレでしたよね！
⑭突然、古い映画の登場だけど、この作品、蓮實重彦がむかし酷評したことから、映画おたくの評価は低いのですが、改めて見直したら素晴らしい技術の詰まった映画でした。確かに、仲代達矢の顔芸は少々大袈裟ですが、撮影：中尾駿一郎、照明：岡本健一、美術：木村威夫、録音：紅谷愃一という最高のスタッフで、80年代の映画とは思えない素晴らしいモノクロ映画に仕上がっています。脚本を監督が書いてないこともよかったんじゃないでしょうか！ニュープリントで上映したら、映画ファンは驚嘆しますよ。きっと。ちなみに、若き日の役所広司も出てきます！
⑮典型的な高倉健主演の古い映画だけど、月刊シナリオに取り上げられていたので、観ました。この映画こそ、ネトウヨに観てほしい。昔から日本にはニセウヨがいっぱいいたんだって、よくわかる。それと、浪花千栄子のお母さんがいいんですよ。
⑯見逃していたジョン・ヒューストンの映画をまとめて観ていた時の一本。ボギーとジーナ・ロロブリジータが出てくるんだけど、あの野暮ったいジーナ・ロロブリジータがカッコイイ女に見えてくるから、凄い！ヒューストンのマジックが体感できる。ちなみに、脚本はトルーマン・カポーティなんだけど、どのくらい貢献しているかは不明。
⑰ゴダールが若い時に好きだったというオットー・プレミンジャー監督の映画で、とにかく、最後が圧巻！この映画を観てなかったら、『勝手にしやがれ』や『気狂いピエロ』の結末はなかったんじゃないかという衝撃作です！
⑱ネトウヨの日本軍礼賛を破壊してくれる証言映画。他にもいろいろあると思うんだけど、衝撃度ではこの作品ですね。コレを観てから日本軍について語ってくれ！
⑲関東大震災100年の年にこの映画がヒットしたことには意義を感じるんだけど、映画として脚本が弱くて残念。でも、森達也が真俯瞰から色っぽい画を撮れる演出家だということと、水道橋博士のファシスト役が忘れがたい。
⑳フィンチャーの作品で、2023年のベスト映画に挙げる識者も多いらしいんだけど、わたしはそこまでではなかった。でも、映画館で観ると音響が凄いらしいですね。わたしはネトフリで観たんで・・・。それに、殺し屋だったら、市川雷蔵の『ある殺し屋』の方が好きかな。
最後に、次々点について・・・
ゴジラはそれなりに面白かったんだけど、話も演出もベタ過ぎて、わたしは乗れませんでした。百田尚樹が褒めてるのも気持ち悪いしね。今話題の『市子』もわたしは乗れませんでした。杉咲花は好きなんだけど、この映画は男の書いた脚本のヒロインだな～という印象。男の思う悲劇性なんであって、YouTubeの街録チャンネルに出てくる女性のリアルに比べると・・・でした。あと、吉田喜重の映画をまとめて観直して思ったのは、６０年代くらいまでの吉田喜重のモノクロ映画は世界最先端だったってこと。松竹時代はそんなに巧くないので、どうして演出も画面構成も巧くなったのか？ちょっと謎だと思いましたね。
さて、次はドラマ。
＜ドラマの部＞
①ブラッシュアップ・ライフ（日テレ）
②白昼の死角（DVD）
③男たちの旅路（DVD）
④推しの子（ネットフリックス）
⑤ひらり（朝ドラ再放送）
⑥波よ聞いてくれ（テレ朝）
①バカリズムと安藤サクラは天才ですね。他の役者さんも含め、最高でした。
②コレを子供のときに観て、大学は法学部に決めました。この頃の渡瀬恒彦は最高です。
③山田太一の追悼番組がきっかけで見直したら、大傑作でした。スペシャル含め13話全部いいですが、特に最終話のスペシャルは、武装していないガードマンを日本に見立てて、考えさせてくれる傑作。DVDについている山田太一のエッセイもよいです。
④作品としても面白かったけど、YouTubeで海外視聴者のリアクション動画をたくさん観ました。もはやワールドワイドな作品。
⑤古い朝ドラの再放送をよく観ているんだけど、『ひらり』は島田正吾演じるおじいちゃんがよかったです。それと、ちょうど30年前の結婚観がよくわかって、興味深かった。
⑥他もいいけど、小芝風花は天才だと確信したドラマでした。
【その他、ノンセクション】
①平間至展 写真のうた -PHOTO SONGS-
②ザ・スミスのヴィンテージポスター展
③深瀬昌久 1961-1991レトロスペクティブ
④Morrissey / モリッシー 40 Years of Morrissey 7年振りの来日公演 11/28
⑤街録チャンネル ⇒ ハマってしまって、一時は毎日見てました。
以上です。さて、2024年は何に出会えるかな？
＜映画の部＞
①正欲
②怪物
③フェイブルマンズ
④TAR/ター
⑤ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地
⑥ＰＥＲＦＥＣＴ ＤＡＹＳ
⑦首
⑧バービー
⑨ビリーバーズ
⑩水俣曼荼羅
【次点】
⑪君たちはどう生きるか
⑫月
⑬マエストロ
⑭日本の熱い日々 謀殺・下山事件
⑮望郷子守歌
⑯悪魔をやっつけろ
⑰天使の顔
⑱蟻の兵隊
⑲福田村事件
⑳ザ・キラー
【次々点】
ゴジラ-1.0
市子
戒厳令
煉獄エロイカ
告白的女優論
では、早速、作品ごとの一言コメント。
①年末の12/30にこの映画を観るまでは、「今年は『怪物』かな～」と思っていたのですが、観終わって一気に逆転。後世に残る１本だと思いました。無表情の中に伝わるべき感情が込められている、そんな演出です。ガッキーにこういう役をやらせたのも凄いし、晩年のアルトマンの映画のようなパッチワーク形式の脚本で、今の日本を描いている。２０２０年代の日本映画を代表する１本と言っていいでしょう。傑作！
②是枝監督作品は、話がボヤっとしているものが多くて好きじゃないのですが、この映画は脚本を監督が書いていないこともあり、引き締まったいい作品になっていると思います。こういう、心の持って行き場のないのが映画だなあ～と、映画館の中で思いました。
③スピルバーグの映画ですけど、映画への愛、母親への愛に満ちた大傑作です！個人的にミシェル・ウィリアムズが大好きなので、母親役がドハマりでした。また、デビット・リンチにジョン・フォード役をやらせたのもいい！
④これはクラシックの女性指揮者の話ですが、クラシックファンにも、映画ファンにも納得のいく、映画らしい画面の映画。個人的には、ケイト・ブランシェットが出ている映画で一番いいです。
⑤小津安二郎の『東京物語』から、映画史上ナンバーワン映画の座を奪った1975年の作品で、200分超もあるんだけど、観て驚嘆しました！淡々としているけど、観はじめたら全然長く感じないです！こんな緊張感のある単調な映画って、マジックですよ！2020年代のマスト映画ですね、コレは！
★ここまでの５本はどれが１位でもおかしくない作品です。必見です！
⑥ヴィム・ヴェンダースが役所広司演じる東京のトイレ清掃人を描いた作品だけど、東京のひなびた街並みに、ヴェルベットアンダーグランドの「パーフェクトデイズ」がこんなに合うとは、奇跡だと思いました！大傑作ではないけど、映画を観続けてきた人へのヴェンダースからのプレゼントみたいな映画ですね～。いい余韻に浸れます。
⑦2023年は、宮崎駿と北野武の最新作が観れた幸福な年だったと記憶されると思いますが、武はやりたい放題で、爽快感がありました。これだけやったらそりゃお金がかかります。昔『仁義なき映画論』で語られた時代劇がこんな形で実現するとは！感慨無量。
⑧フェミニズム映画みたいな感想もあるけど、エンターテイメントとして優れているし、中身も攻めてる。同じ監督の『レディバード』が好きじゃなかったので、観る前は・・・だったけど、充分楽しめましたよ。でも、本当のことを言うと、この監督の「若草物語」の再映画化『ストーリーオブマイライフ』の方が作品的にはキャサリン・ヘップバーンの『若草物語（1933）』と比肩する大傑作。今後注目の監督ですね。
⑨山本直樹の新興宗教を描いたマンガの映画化だけど、磯村勇斗、北村優衣、宇野祥平の関係性がいいんですよね。『正欲』、『ビリーバーズ』、『月』と、2020年代は、映画俳優・磯村勇斗の時代に入ったんだと思います。必見！北村優衣の作品ももっと観たいと思いました！
⑩６時間以上ある映画なのでDVDで観たのですが、観はじめたら一気見です。原発だろうが政治だろうが、とにかく、水俣の問題のなかに日本の問題のすべてが入っている。ワイズマンのドキュメンタリーもいいけど、日本には原一男いますよ。日本人必見。
以下、次点は出来の順位の問題でなく、気になった順です。
⑪宮崎駿の新作は、これまでの作品の展開の総復習みたいな要素に、母親の問題が加わった感じでしょうか。全然難解じゃないし、黒澤明の『夢』を見るような感じで、巨匠の想像力に身を委ねればいいんだと思います。
⑫部分的にはワースト映画スレスレだけど、磯村勇斗の怪演が凄いし、宮沢りえとオダギリジョー！観るべき問題作ですね。
⑬ブラッドリー・クーパーがクラシックファンにはおなじみの名指揮者レナード・バーンスタインを演じている映画なんだけど、ブラッドリー・クーパーの完コピといっていいレベルのルックスに驚嘆しつつも、惜しむらくは、声が全然バーンスタインじゃない！でも、奥さんのフェリシア・モンテアレグレとの関係や同性愛の問題など、かなり赤裸々で、面白い映画でした。特に、マーラーの交響曲２番を指揮しているシーンの憑依している感じが驚愕！そういえば、バースタインのモツレクのアルバムジャケット、フェリシア・モンテアレグレでしたよね！
⑭突然、古い映画の登場だけど、この作品、蓮實重彦がむかし酷評したことから、映画おたくの評価は低いのですが、改めて見直したら素晴らしい技術の詰まった映画でした。確かに、仲代達矢の顔芸は少々大袈裟ですが、撮影：中尾駿一郎、照明：岡本健一、美術：木村威夫、録音：紅谷愃一という最高のスタッフで、80年代の映画とは思えない素晴らしいモノクロ映画に仕上がっています。脚本を監督が書いてないこともよかったんじゃないでしょうか！ニュープリントで上映したら、映画ファンは驚嘆しますよ。きっと。ちなみに、若き日の役所広司も出てきます！
⑮典型的な高倉健主演の古い映画だけど、月刊シナリオに取り上げられていたので、観ました。この映画こそ、ネトウヨに観てほしい。昔から日本にはニセウヨがいっぱいいたんだって、よくわかる。それと、浪花千栄子のお母さんがいいんですよ。
⑯見逃していたジョン・ヒューストンの映画をまとめて観ていた時の一本。ボギーとジーナ・ロロブリジータが出てくるんだけど、あの野暮ったいジーナ・ロロブリジータがカッコイイ女に見えてくるから、凄い！ヒューストンのマジックが体感できる。ちなみに、脚本はトルーマン・カポーティなんだけど、どのくらい貢献しているかは不明。
⑰ゴダールが若い時に好きだったというオットー・プレミンジャー監督の映画で、とにかく、最後が圧巻！この映画を観てなかったら、『勝手にしやがれ』や『気狂いピエロ』の結末はなかったんじゃないかという衝撃作です！
⑱ネトウヨの日本軍礼賛を破壊してくれる証言映画。他にもいろいろあると思うんだけど、衝撃度ではこの作品ですね。コレを観てから日本軍について語ってくれ！
⑲関東大震災100年の年にこの映画がヒットしたことには意義を感じるんだけど、映画として脚本が弱くて残念。でも、森達也が真俯瞰から色っぽい画を撮れる演出家だということと、水道橋博士のファシスト役が忘れがたい。
⑳フィンチャーの作品で、2023年のベスト映画に挙げる識者も多いらしいんだけど、わたしはそこまでではなかった。でも、映画館で観ると音響が凄いらしいですね。わたしはネトフリで観たんで・・・。それに、殺し屋だったら、市川雷蔵の『ある殺し屋』の方が好きかな。
最後に、次々点について・・・
ゴジラはそれなりに面白かったんだけど、話も演出もベタ過ぎて、わたしは乗れませんでした。百田尚樹が褒めてるのも気持ち悪いしね。今話題の『市子』もわたしは乗れませんでした。杉咲花は好きなんだけど、この映画は男の書いた脚本のヒロインだな～という印象。男の思う悲劇性なんであって、YouTubeの街録チャンネルに出てくる女性のリアルに比べると・・・でした。あと、吉田喜重の映画をまとめて観直して思ったのは、６０年代くらいまでの吉田喜重のモノクロ映画は世界最先端だったってこと。松竹時代はそんなに巧くないので、どうして演出も画面構成も巧くなったのか？ちょっと謎だと思いましたね。
さて、次はドラマ。
＜ドラマの部＞
①ブラッシュアップ・ライフ（日テレ）
②白昼の死角（DVD）
③男たちの旅路（DVD）
④推しの子（ネットフリックス）
⑤ひらり（朝ドラ再放送）
⑥波よ聞いてくれ（テレ朝）
①バカリズムと安藤サクラは天才ですね。他の役者さんも含め、最高でした。
②コレを子供のときに観て、大学は法学部に決めました。この頃の渡瀬恒彦は最高です。
③山田太一の追悼番組がきっかけで見直したら、大傑作でした。スペシャル含め13話全部いいですが、特に最終話のスペシャルは、武装していないガードマンを日本に見立てて、考えさせてくれる傑作。DVDについている山田太一のエッセイもよいです。
④作品としても面白かったけど、YouTubeで海外視聴者のリアクション動画をたくさん観ました。もはやワールドワイドな作品。
⑤古い朝ドラの再放送をよく観ているんだけど、『ひらり』は島田正吾演じるおじいちゃんがよかったです。それと、ちょうど30年前の結婚観がよくわかって、興味深かった。
⑥他もいいけど、小芝風花は天才だと確信したドラマでした。
【その他、ノンセクション】
①平間至展 写真のうた -PHOTO SONGS-
②ザ・スミスのヴィンテージポスター展
③深瀬昌久 1961-1991レトロスペクティブ
④Morrissey / モリッシー 40 Years of Morrissey 7年振りの来日公演 11/28
⑤街録チャンネル ⇒ ハマってしまって、一時は毎日見てました。
以上です。さて、2024年は何に出会えるかな？
2022年に観た映画ベストなど2022年に観た映画は100本ちょっとで、そのうち映画館で観たのは2本？情けないですね～。学生時代は映画館で150～300本観てましたから…。というわけで、備忘録的に2022年の気になった作品など。plus、他ジャンルで気になったものなどについても書いてみます。
 | 【チラシ付、映画パンフレット】 正欲 監督：岸善幸 出演：稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東... パンフレット サイズ：B5 ノーブランド品 |
 | 正欲（新潮文庫） 朝井リョウ 新潮社 |
 | 「怪物」DVD豪華版 [DVD] DVD豪華版 是枝裕和 東宝 |
 | フェイブルマンズ 4K Ultra HD+ブルーレイ[4K ULTRA HD + Blu-ray] 4550510069937 ガブリエル・ラベル NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン |
 | TAR/ター ブルーレイ+DVD [Blu-ray] 4550510077109 ケイト・ブランシェット NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン |
 | ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地 [DVD] 通常盤 シャンタル・アケルマン 紀伊國屋書店 |
 | パーフェクトデイズ Perfect Days カセットテープ SI2YK6 パーフェクトデイズ Perfect Days カセットテープ SI2YK6です。 ノーブランド品 |
 | 首 (角川文庫) 北野 武 KADOKAWA |
 | バービー ブルーレイ&DVDセット(2枚組) 4548967473599 マーゴット・ロビー ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント |
 | ビリーバーズ 通常版 [DVD] 磯村勇斗 TCエンタテインメント |
 | 水俣曼荼羅 初回限定版 DVD-BOX [DVD] 初回限定版 原一男 Happinet |
 | 日本の熱い日々 謀殺・下山事件 [DVD] 仲代達矢 カルチュア・パブリッシャーズ |
 | 日本の熱い日々 謀殺・下山事件 仲代達矢 |
 | 望郷子守唄 高倉健 |
 | 悪魔をやっつけろ(字幕版) ハンフリー・ボガート |
 | 悪魔をやっつけろ [DVD] FRT-212 ハンフリー・ボガート/ジェニファー・ジョーンズ/ジーナ・ロロブリジーダ/ロバート・モーレイ/ピーター・ローレ/エドワード・アンダーダウン ファーストトレーディング |
 | 天使の顔 [DVD] ロバート・ミッチャム ブロードウェイ |
 | 蟻の兵隊 [DVD] 奥村和一 マクザム |
 | 福田村事件 関東大震災・知られざる悲劇 辻野 弥生 五月書房新社 |
 | ある殺し屋 修復版 [Blu-ray] 市川雷蔵 KADOKAWA / 角川書店 |
 | ある殺し屋 [DVD] 市川雷蔵 角川書店 |
 | ブラッシュアップライフ DVD-BOX DVD 安藤サクラ バップ |
 | 白昼の死角 コレクターズDVD ＜HDリマスター版＞ [DVD] 封入特典付きＤＶＤ 渡瀬恒彦 TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) |
 | 第１部 第１話 非常階段 山田太一 |
 | 鶴田浩二主演 男たちの旅路 第2部 DVD-BOX 全2枚【NHKスクエア限定商品】 鶴田浩二、森田健作、水谷 豊、桃井かおり、山田太一（脚本） ほか NHKエンタープライズ |
 | 鶴田浩二主演 男たちの旅路 第3部 DVD-BOX 全2枚【NHKスクエア限定商品】 鶴田浩二、笠智衆、水谷豊、桃井かおり、山田太一（脚本） ほか NHKエンタープライズ |
 | 【推しの子】 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社 |
 | 波よ聞いてくれ 全8話を収録した6枚組 日本語字幕 未開封 プレイ名：波よ聞いてくれ DVD EMALEE |
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