非常にいいゲームだった。よく研究して良さを出させず、弱いところをつきながら戦い、セネガルの強さを感じさせなかった。ディフェンスの甘さ(ミス)をつかれ2失点したが、2度追いついたのはすごい。出場した全選手が、自分の特長を出し、決まった役割を果たし、全力で戦った結果。
柴崎、長谷部、乾、長友、酒井が特に良かった。「半端ない」大迫には、柴崎のクロスを決めて欲しかった。「10番を背負う」香川はゴールにからむプレーが必要だった。(病み上がりのコロンビア10番ハメスは2アシストした。香川と交代した本田はゴールをあげた。)
最終戦は、予選リーグ敗退が決まっているポーランド。選手のモチベーションからいえば望みうる最も良い状況だが、プレッシャーから解き放たれて伸び伸びプレーすることや、新たに出場機会を与えられた選手がたまっていた力を爆発させることもあるので油断はできない。世界ランク10位という強豪チームの意地もあるだろうし、全敗で帰国したら思い切り叩かれるだろうし…。
対戦相手のプレーをすごく研究して試合に臨んでいることがよくわかる。ポーランドの選手起用が大きく変わるとかえって苦戦するかもしれない。先発メンバーの変更はしないと思うが、みてみたいのは武藤。疲れやけがもあるのでどうなるか?
何はともあれ、第3戦を楽しみに待とう。
P.S.
ベストメンバーのコロンビアとの対戦が観たかった。ポーランド戦のファルカオ、ハメス、キンテロ、クアドラードの攻撃陣の個人技、アイディア、コンビネーションは面白かった。