U-12トレーニングマッチ(vsフェルボール愛知)

2018-06-11 15:00:00 | ゲーム

1試合目が特に楽しいゲームだった。攻守の速い切替え、厳しい守り、激しい競り合い、豊富な運動量、かけひき、フェイント、コンビネーション、ロングパス、ドリブル、シュート、そしてゴール。両チームの全選手が最後まで勝利を目指して闘い続けたゲームには、サッカーの面白さがいっぱい詰まっていた。追いつかれて引き分けても、満足できるゲームはなかなかない。


フェルボールは、スクールから選抜された選手をベースに、移籍などで選手が加わり1学年30人くらいになる。愛知県の新人大会は2位。U-12の県リーグでは、(新人大会優勝の)ディバインに1-0で勝った(そうだ)。今日は6年生のAチームと5年生を2人連れてきていた。

 

1試合目の前半は、お互いにチャンスに決めきれずに0-0。「1点入ったら、お互いに点を取りだすぞ」と前半の内からベンチで言っていたが、後半は(予想以上の)4-4という激しいゲーム展開となった。スコアの動きは0-1、0-2、1-2、2-2、3-2、3-3、4-3、4-4。2点のビハインドをひっくり返し、追いつかれても突き放す力をみせた。そのまま逃げ切れなかったことは残念。

 

これから暑くなると、今日のゲーム内容ではもたない。あのくらいの速くて厳しいプレッシャーの中で、ポゼッションができるようになることが必要。相手を動かしながら攻めて、チャンスには確実にゴールを奪えるようにしたい。

 

(フェルボールには失礼なくらい)B戦でボコボコにされた5年生も、いい経験になった。1試合目はシュート0。2試合めの後半に、初めてペナルティエリア内までボールを運んでシュートを打つことができた。適当なトラップやドリブル、足先だけのプレーは通用しないことや、速い判断でしっかりパスをつなぐと攻めることができることが分かったと思う。


6年生10人だけでは強いチームにはなれない。5年生の成長がチームを強くする。6年生と対等に戦える5年生が多くなればなるほど今年のチームの強化になり、来年につながる。今日の経験をこれからの成長につなげて欲しい。