日本代表~スイス戦から

2018-06-10 18:49:54 | サッカー全般

リアルタイムで前半だけ観た。良かった(国際レベルの代表戦で戦える)のは長友だけ。スイスのエースのシャキリとマッチアップしていたが、速いロングパスでも裏を取られず、1対1でも負けなかった。判断のミスもない。

 

手を抜いているわけではないけど、余裕を残しながらプレーしているスイスに対して、ほとんど効果的な攻めができない。本田がトップ下だとスピードにのった攻めもできない。連動性もなく、パスが雑(スピードが遅い、タイミングが悪い、精度が低い)なため遅攻もできない。大島に期待していたがJリーグレベルだった。スイスは本大会の初戦でブラジルと対戦するらしいが、まったく参考にも練習にもならなかったスイスがかわいそうなくらい。

 

毎度のことだけど、アタッキングゾーンに入ってからのラストパスや崩しにアイディアがない。高いクロスをDFに競り勝ってゴールに叩き込めるCFは日本にはいないのに、工夫のないクロスを入れる。GKやDFが『いやがるような』ラストパスを出すという発想がないので、シュートまでいけても(DFが対応できるので)GK正面か枠を外れる。フリーで打てても遠目から。日本のシュートをGKがナイスセーブでCKに逃れるシーンを(ここ何試合か)ほとんど見た記憶がない。

 

(長友を除く)DFとGKに判断ミスや甘いプレーが多い。GKとDFは100回プレー機会があったら、100回成功しなければいけない厳しいポジション。1試合に内に必ず(失点につながる)決定的なミスをする吉田と槙野では守り切れない。ペナルティエリアの中や近くでは「反則を犯さないように細心の注意をはらいながらプレーしなければいけないこと」をわかっていない(できない)選手が代表のレギュラーだということが、日本のレベルの低さを物語ってる。イタリアやチリでは代表にすら入れない。

 

内容も結果も伴わない試合が続く中、「なんでネガティブに考えなくちゃいけないんですか?」と言う時も、ずーっと暗い顔ばかりの西野監督。ホントに大丈夫か?