重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

酷暑の街で、ひと休み。

2007-08-19 | おすすめ
「日本一の暑さ」を体験するため昨日出掛けた岐阜県多治見市には、
「美味しい」と評判のお蕎麦屋さんがあることを、以前から知っていました。

でも、機会がなくて出掛けたことがなかったその店に行くことも、
暑い最中にわざわざ車を走らせた、実はもう1つの理由でした。

ま、
酷暑体験と美味しいお蕎麦の一体どちらが主目的だったかは、ご想像にお任せしますけどね。



ともあれ、
そのお蕎麦屋さんは、ここ「とと家」(ととや)です。



県道から細い山道を300mほど入った山の中にあります。
なかなか雰囲気がいいでしょ?

  

  

  

お蕎麦も、私がいただいたのは「限定30枚」とかの「田舎蕎麦」でしたが、
評判通り、美味しかったですよ。



そして、ここ「とと家」には、隣接してほかに懐石料理のお店と、
もう1つ「茶房&陶芸ギャラリー」があります。




食後のコーヒー or 紅茶を
こんな店内で、ゆったりと楽しめるのも嬉しいですね。



  

    



ところで、
茶房の店内全体の写真を、もう一度ご覧ください。

左右に、柱のような木の幹が見えますよね。

実はこの木、
生きているんです。

桜の木だそうです。


つまり、
店内・外の写真を並べると、
こうなります。

  

茶房を建てた時、
生きている桜の木をそのまま残し、
幹の部分の床と天井をくり貫いて建てたんですね。

季節にはちゃんと、
桜の花が咲くそうですよ。

そんな時季に、
もう一度行ってみたいとは思いませんか?


そういう意味でも、
機会があればぜひ、という「おすすめ」のお店です。


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挑戦、 40℃!

2007-08-18 | つれずれ
尋常ではない今年の残暑です。

16日に岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市でともに最高気温が40.9度になり、
それまでの1933年に山形市で記録した国内最高気温40.8℃を74年ぶりに更新したのはご存知の通りです。

さらにその多治見市では、
昨17日も最高気温は40.0℃に達しました。

多治見市って、昔からそんなに暑い街でしたっけ?



多治見市――。
拙宅から北東の方向に直線距離で40km弱。
高速道路を使えば30分余で行けます。
案外近いんですよねえ。


……ん?
近い?


うーむ……。


そんなに近いなら、

行って、確かめてやろうじゃありませんか、
どんだけ暑いかを。

どうせヒマなんだし。


というので、




ジャジャーン!



行っちゃいました、多治見に。


バカですねえ、まったく。
自分のバカさ加減が、我ながら情けなくなります。

けど、
何事も「百聞は一見にしかず」と言いますから。



で、結果報告です。

多治見市の、今日の最高気温の公式記録は、午後12時現在で39℃だったそうです。

これに対して、
「uwanosora臨時移動気象台」による午後14時現在の現地観測結果は



ほぼ38℃でした。
おお~、イイ線いってるじゃないですか。


はい?
その温度計、どうしたのかって?

もちろん、買いましたよ、
出掛ける前にわざわざ「百均」に寄って。
何か問題あります?


問題はありますよねえ、やっぱり。
本来は常に冷静沈着なはずの私?が、こんな異常行動に走るんですから。

これもきっと「暑さ」で脳ミソがダメージを受けたせいなのだと、
気の毒に思ってやってくださいな。



名古屋地方は今日も、
夕焼けが、とてもきれいでしたよ。




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今日の空/朝・昼・夕。

2007-08-17 | つれずれ
名古屋地方は今日も最高気温が38℃を超えました。
これでは「残暑」ではなく、
まるで「盛夏」じゃないですか。


……とはいえ、
よーく観察していると、
一日の空の表情に「変化」が多くなってきた気がしませんか。

少しずつ、
近づいているのかも知れませんね、秋が。


朝、通勤途上に。(名古屋市中区)



        


昼、勤め先付近で。(名古屋市中区)



        


夕、自宅付近で。(北名古屋市)



        




こうして朝・昼・夕と写真を並べたとき、
どうしても夕方の写真が1枚多くなってしまうのには、理由があります。


それは、
夕暮れの空には、
割愛しようとしてし切れない「ドラマ」があるからです。


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ぶらり、夏休み/「沼津御用邸」

2007-08-16 | つれずれ


振り返れば去年の夏休みに通ったのとほとんど同じコースをたどるように走って、
今年も「沼津御用邸記念公園」に立ち寄ってきました。


理由は2つあります。

最初の1つは、
去年まではなかった「ひまわり園」が園内に出来たと、手に入れたタウン誌に載っていたからです。



なるほどありました、海岸と防風林の松林との間の、それほど広くないスペースに。

萎(しお)れかけた葉や、うな垂れた花が、
この日の暑さを物語っています。


ただ、
なぜ「ひまわり」園なのかが、分かりません。


ここ御用邸には以前から梅園があり、
季節にはそれを目当てに訪れる見物客も少なくありません。
「御用邸」と「梅」――何かマッチします。

でも「ひまわり」は、
何かしっくり来ないんですよねえ、御用邸の雰囲気に。


2つめの理由は、こちら。

  

園内にある喫茶「主馬」(しゅめ)での一服です。
昔の厩舎を改修した茶店でいただく「みたらし団子」が、
なかなか美味いんですよ。

立ち寄った第1の理由は、むしろこちらだったかもしれません。
つまり「花より団子」?



というわけで、
実はお団子をもう一皿「お代わり」した後で、
しばし園内をブラブラしながらパチリパチリ。

    

  

  



さすが御用邸だけに、随所に歴史と趣きを感じさせますが、
それらもさることながら、私がこの場所を好きなのは、



松林の上に広がる青い空と、白い雲と、

そして、



伊豆半島を望む駿河湾の静かな佇(たたず)まいが、ここにはあるからです。

幼少の昭和天皇も、
同じ景色を眺めていらしたんでしょうね。


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ぶらり、夏休み/御殿場プレミアムアウトレット

2007-08-15 | つれずれ
ここへ来るたびに……と言っても、去年の夏休みに初めて来て以来のまだ2回目なのですが、
日本という国は本当に豊かになったものだなあと、
つくづく感心するばかりです。

「御殿場プレミアムアウトレット」に行って来ました。



  


アウトレット・モールとは、
早い話、「ブランド物だけど、売れ残りやキズ物など“ワケあり商品”の安売り市場」というのがオジサン世代の私の認識なのですが、



  

その割りには結構、値段が高いじゃないですか、どの商品もみんな。
私が日頃手にする「イチキュッパ」「ニイキュッパ」の世界ではありません。


にもかかわらず、
去年も今年も、ずいぶん多くの人で込んでいて、
みなさんたくさん買物をしていらっしゃるんですねえ。
そのことに、驚きます。



  



「格差時代」と言われています。
でも、
こうしてブランド品を買い求めに来ている人々が全部、セレブだというようには、見れません。



  

ということは、
庶民でも、いわゆるニートでも、こうした商品の数々を買うことができるほど、
日本人の平均的な生活レベルは高くなった、ということですよね。


欲しいと思う物のほとんど全部を手にすることができない時代に育ったオジサン世代は、
今やっと、少し背伸びすれば買えるようになったにもかかわらず、



  

でもやっぱり自分には分不相応な贅沢をするのように思えて、

結局、何一つ買うことなく、
モールを後にしたのです。


 

ご存知の通り、今日8月15日は
軍人・民間人合わせて300余万人もの日本人が亡くなった第2次世界大戦の「終戦記念日」です。

でも――。

なぜ、
「終戦」記念日などという未練がましい言い方をして、
「敗戦」記念日なのだと、率直に認めないのでしょうか。


「戦後レジュームからの脱却」は
まずその反省と懺悔から出発するべきではないかと、
私は思うのですが。



そうそう、
私の唯一のお土産は、



ここから望める富士山の、
いつも変わらない美しい姿でした。



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ぶらり、夏休み/遠州「長楽寺」

2007-08-14 | つれずれ
勤め先の夏休みを利用し、
サイド・ワークを兼ねて10日夕刻から出掛けた静岡方面から、
今日の午後、帰ってきました。



大方の帰省や行楽ラッシュとは走る方向が逆になるため、
東名高速も渋滞につかまることは一度もなく、
むしろ普段より楽に走れました。


例によって、スケジュールと相談しながら短時間でもぶらり立ち寄った「あちら、こちら」のカメラ・スケッチを、これから数回に分けて載せさせていただこうと思っています。



「その1」の今日は静岡県引佐郡細江気賀の「長楽寺」です。

▽長楽寺(ちょうらくじ)
高野山真言宗、光岩山。大同年間(806~9)空海により開基。
平安時代初期に開かれた真言宗のお寺で昭和58年に建て替えられた。
庭は遠州三名園になっており、小堀遠州作、円遊式の庭で、「どうだんつつじ」が植え込まれ、四季折々にその表情が美しい。
長楽寺の奥にある「梅のトンネル」は梅の花が咲く時期には多くの観光客もおとずれる。

――と、手元の観光ガイドに載っていました。

「どうだんつつじ」や「梅のトンネル」は季節外れなので無理としても、
小堀遠州の手による庭を、ぜひ見たかったのです。

ところが――。



あれっ?

……山門が、
閉じられています。

お寺さんも「夏休み」?
新暦とはいえ「お盆」なのに?

思わず、
真言宗の名刹の門前で、口走っちゃいましたよ。
「オー・マイ・ゴッド! なんてこった!」



ということで、
小堀遠州の名園はオアズケ。

やむなく、
山門までの参道で数回、シャッターを切ってきました。

















一昨日、
東名高速道路の下り、岡崎―音羽蒲郡間で、
渋滞で止まっていた車列に大型バスが時速70kmのままノー・ブレーキで追突し、
最後尾に居て追突された車の家族のお母さんと二女が亡くなり、
お父さんと長女が重傷を負う事故があったことは、ニュースでご存知の方も多いでしょう。


おそらくこの付近が、



事故現場と思われます。


しかし――。
ずいぶん注意しながら通ったのですが、
それらしき形跡は、
何ひとつ、
残っていません。

ブレーキ痕はもとより、
こぼれたであろうオイルの跡も、
ガラスやプラスチックの部品の一片さえも。


とくに高速道路ですから、
飛び散った小さな破片ひとつ残さず片付けなければ危険であることは当然知っています。

けれども、
まだ一昨日起きたばかりの大きな、痛ましい事故の、
ほんのわずかな痕跡さえ拭い消され、
その上を数千台、数万台の車が、
そしてその中の1台である私の車も、

まるで何事もなかったかのように
アクセルを踏み込んだまま、現場を走り過ぎて行きます。



人間の運・不運って、
誰が、
どうやって、
決めるんでしょうね。

納得がいきません。


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現臣。

2007-08-09 | つれずれ
毎朝立ち寄る名古屋市北区「名城公園」の
木立の中に足を踏み入れると、



いまは大変なことになっています。


頭上から降り注ぐセミ時雨の、
それはもう凄まじいこと、凄まじいこと。


セミ時雨の激しさは、当然、
それだけ多くの「音源」が頭上に居る、ということです。

さらに遡れば、
それだけ多く――と言うより、夥(おびただ)しい数のセミの抜け殻が、
あちらにも、こちらにもある、ということです。









セミの抜け殻――ご存知の通り、「空蝉」(うつせみ)と言います。

でも、
その語源は「現臣」(うつしおみ)、
つまり、「生きている人間」もしくは「現世」のことだそうです。

空蝉を見るたびに「儚(はかな)さ」を覚えてしまうのは、
だからなのでしょうか。


いくら抜け殻とはいえ、踏み潰して歩くのは忍びなく、
足元に落ちていた空蝉を拾い集めてみると、



わずか1m四方だけで、こんなにもなってしまいました。


こんなに多くのセミが、
6年も7年もの長い時間を真っ暗な土中で過ごし、
やっと明るい地上に出てきた1、2週間後にはもう、
死んでしまうんですよね。


それを思うと、
私たち「現臣」は、

生きている間に、ずいぶん多くの、やりたいことが出来るはずじゃないですか。
ねっ?




勤め先の夏休みは、土日を含めて15日までです。
なので、明日の夕刻から、サイド・ワークを兼ねて出掛けることにしました。

しばらくブログを更新できませんので、
とりあえずお知らせさせていただきます。

みなさんも良い夏休みをお過ごしください。


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ウィ~ッ、ヒック!

2007-08-08 | つれずれ
さて、
本日、



8月8日は――

▽記念日
 「そろばんの日」 そろばんを弾く「パチパチ」という音からくる語呂合わせ。
 「ヒゲの日」    和数字の「八」がヒゲの形に似ているから。
 「ひょうたんの日」 数字の「8」がひょうたんの形に似ているから。
 「タコの日」    タコの足が8本だから。
 「笑いの日」    「ハ(8)ハ(8)ハ」という笑い声の語呂合わせ。
 「デブの日」    「8」の字の、ふくよかなイメージから。
 「親孝行の日」  「88」が「はは」「パパ」と読める語呂合わせ。
 「プチプチの日」  気泡シートの通称「プチプチ」を潰した時の音の語感から。

 ほかにも「屋根の日」「はちみつの日」「白玉の日」「米の日」「ハゼの日」「パチンコ供養の日」「まるはちの日」「発酵食品の日」「パパイヤの日」など、だそうです。。

▽誕生花と、その花言葉
 「クレオメ」    あなたの容姿に酔う、小さな愛
 「コウホネ」   崇高、秘められた愛情
 「アザレア」   自制心、節制
 「ジキタリス」  熱愛、不誠実
 「グラジオラス」 忍び逢い
 「アンスリウム」 煩悩、情熱
 「ニチニチソウ」 甘い思い出

▽誕生石と、その宝石言葉
 「パール」    健康、長寿
 「ペリドット」    繊細

▽今日が誕生日の「著名人」
 前田美波里 元宝塚スター、俳優
 池畑慎之介 歌手、俳優
 天海祐希   元宝塚スター、俳優
 山下徹大   俳優(加山雄三の息子)
 白石美帆   タレント、スポーツキャスター(ちょっと好み、かな?
 飯田圭織   モーニング娘。
 猫ひろし    お笑いタレント
 東野幸治   お笑いタレント
 押井 守    映画監督
 北天佑勝彦 大相撲元大関
 織田無道   僧侶(悪いけど、大っ嫌いです)
 フェイ・ウォン  歌手(香港)
 ダスティン・ホフマン 俳優(アメリカ)
 川島和津実  AV女優(知りません…たぶん)

そして、
▽今日が誕生日の「無名人」
 uwanosora443  会社員(日本)


さらに、
ほとんどの年がそうであるように、
今年も今日8月8日は二十四節気の「立秋」になりました。

つまり、
暦のうえでは今日から「秋」ということになります。


だから「すぐ秋が来る」日生まれの自分は、
どうせ「すぐ飽きが来る」ツマラナイ男なのだ――

――などと、
毎年の誕生日、同じオヤジギャグを繰り返している自分に苦笑いしながら、

普段は飲まない 缶ビールで、
今夜は自分に「乾杯!」したのであります。

もうひと缶、飲もっかな。
ウィ~ッ、ヒック!



「おまけ」の1枚は、
今朝も車を停めた名古屋市北区「名城公園」内の路上で、
愛車「マツケン・サンバ」号のレーダー探知機が示した時刻表示。



2007年(平成19年)8月8日 午前8時8分。
この「瞬間」は、
もう2度と、
やってきません。


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真昼の光芒。

2007-08-07 | つれずれ
先日3日には「世界陸上 大阪大会」のPRキャラバン隊が立ち寄り
地元CBCテレビの中継車を見かけた名古屋市北区「名城公園」で、
今朝は、



同じCBCの、今度はラジオカーを見かけました。

「できれば静かに、ゆったりと過ごしたい」と書いた「朝の名城公園」ですが、
なぜか急にマスコミの「中継ポイント」として脚光を浴びているようです。
やれやれ。


今日の午後2時過ぎ、
会社の指定喫煙場所である外階段の踊り場に出て、
ふと空を見上げると、



真っ青な空に浮かんだ厚い雲の後ろから、
太陽が、白い光の筋を放っていました。


朝夕に同じ現象を見かけることはあっても、
これほどはっきりとした「真昼の光芒」を見たのは、
私は初めてです。


思わず、踊り場の下に停めている愛車「マツケン・サンバ」号からカメラを取り出し、
およそ30秒間、シャッターを切ってしまいました。

サボって
ごめんなさい。



でも、
美しい光芒を見たおかげで気持ちがリフレッシュし、
その後の仕事が捗りましたから。


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今日の1枚/満開の紫陽花

2007-08-06 | つれずれ


昨日、
自宅付近で見た満開の紫陽花です。


紫陽花は、またの名を「七変化」と呼びます。
その最後の「七変化」目が、
今のこの姿なのでしょうか。


往時の艶やかな色彩と潤いを失い、
もはやドライフラワー化しているにもかかわらず
なお散り切らず、未練たらしく咲いているこの時季のアジサイも私は好きで、
ついついカメラを向けてしまいます。

もしかするとそれは、
そこに自身の姿を投影して見ているからなのかも知れません。


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