重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

歴史的発見!

2007-08-30 | つれずれ
昨日に続いて、
今日もお昼休みに会社近くの散歩に出掛けた私は、
なんと、
歴史的大発見をしたのです。


それは、

都心の真ん中で満々と水をたたえる湖を、
見つけたのです。

ジジャーン!



………あれっ?

皆さんの反応、なんかビミョーじゃありません?

オカシイなあ。
もっと大感動していただけると思ったのにぃ。


そりゃあたしかに、
ズームレンズをワイドにして引いてみると、
こうなります。



建物を取り壊した跡地に出来た「水たまり」?


そう言ってしまえば、それまでです。

けれども、
いまや地面という地面が全部コンクリートやアスファルトで覆われてしまった都心で、
こんなに大きな水たまりを、
最近ご覧になったことがあります?

近ごろ街に出来る水たまりなんて、
雨降り後でも、ひょいと跨(また)げるほどちっちゃいものばかりじゃないですか。

それに比べれば、
空き地に出来たこの大きな水たまりを、
「湖」と言わず、何と呼べばいいのでしょうか――ッ!!!



しかも、です。

私が夢中になってシャッターを押していると、
ファインダーの中を、何かの影が横切りました。

ファインダーから目を離し、横切った「何か」の正体を探してみると――、

居ました。



スズメではありません。
カラスでも、
土バトでもありません。


ズームアップしてみると――



セグロセキレイですよね、たしか。


水を飲みに来たのか、
水浴びに来たのかは、知りません。

けれども、
セグロセキレイが姿を現すような水たまりを、ただの「水たまり」で片付けちゃいけません。

これはもう立派な「湖」と呼ぶべきだと、
私は断固として主張したいわけであります。


そして、
苦難の末にこの湖を発見した私は、
地理学界の慣例に従い、
その名を「uwanosora湖」と命名することを、宣言させていただくことにしました。

どなたも、
ご異議は、
ありませんよね? 


あとは、
野鳥が訪れるこの都心の湖が、
周囲の環境破壊によって、
そう遠くない日に消滅してしまうことのないよう、
心から祈るばかりです。


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