昨日に続いて、
今日もお昼休みに会社近くの散歩に出掛けた私は、
なんと、
歴史的大発見をしたのです。
それは、
都心の真ん中で満々と水をたたえる湖を、
見つけたのです。
ジジャーン!
………あれっ?
皆さんの反応、なんかビミョーじゃありません?
オカシイなあ。
もっと大感動していただけると思ったのにぃ。
そりゃあたしかに、
ズームレンズをワイドにして引いてみると、
こうなります。
建物を取り壊した跡地に出来た「水たまり」?
そう言ってしまえば、それまでです。
けれども、
いまや地面という地面が全部コンクリートやアスファルトで覆われてしまった都心で、
こんなに大きな水たまりを、
最近ご覧になったことがあります?
近ごろ街に出来る水たまりなんて、
雨降り後でも、ひょいと跨(また)げるほどちっちゃいものばかりじゃないですか。
それに比べれば、
空き地に出来たこの大きな水たまりを、
「湖」と言わず、何と呼べばいいのでしょうか――ッ!!!
しかも、です。
私が夢中になってシャッターを押していると、
ファインダーの中を、何かの影が横切りました。
ファインダーから目を離し、横切った「何か」の正体を探してみると――、
居ました。
スズメではありません。
カラスでも、
土バトでもありません。
ズームアップしてみると――
セグロセキレイですよね、たしか。
水を飲みに来たのか、
水浴びに来たのかは、知りません。
けれども、
セグロセキレイが姿を現すような水たまりを、ただの「水たまり」で片付けちゃいけません。
これはもう立派な「湖」と呼ぶべきだと、
私は断固として主張したいわけであります。
そして、
苦難の末にこの湖を発見した私は、
地理学界の慣例に従い、
その名を「uwanosora湖」と命名することを、宣言させていただくことにしました。
どなたも、
ご異議は、
ありませんよね?
あとは、
野鳥が訪れるこの都心の湖が、
周囲の環境破壊によって、
そう遠くない日に消滅してしまうことのないよう、
心から祈るばかりです。
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今日もお昼休みに会社近くの散歩に出掛けた私は、
なんと、
歴史的大発見をしたのです。
それは、
都心の真ん中で満々と水をたたえる湖を、
見つけたのです。
ジジャーン!
………あれっ?
皆さんの反応、なんかビミョーじゃありません?
オカシイなあ。
もっと大感動していただけると思ったのにぃ。
そりゃあたしかに、
ズームレンズをワイドにして引いてみると、
こうなります。
建物を取り壊した跡地に出来た「水たまり」?
そう言ってしまえば、それまでです。
けれども、
いまや地面という地面が全部コンクリートやアスファルトで覆われてしまった都心で、
こんなに大きな水たまりを、
最近ご覧になったことがあります?
近ごろ街に出来る水たまりなんて、
雨降り後でも、ひょいと跨(また)げるほどちっちゃいものばかりじゃないですか。
それに比べれば、
空き地に出来たこの大きな水たまりを、
「湖」と言わず、何と呼べばいいのでしょうか――ッ!!!
しかも、です。
私が夢中になってシャッターを押していると、
ファインダーの中を、何かの影が横切りました。
ファインダーから目を離し、横切った「何か」の正体を探してみると――、
居ました。
スズメではありません。
カラスでも、
土バトでもありません。
ズームアップしてみると――
セグロセキレイですよね、たしか。
水を飲みに来たのか、
水浴びに来たのかは、知りません。
けれども、
セグロセキレイが姿を現すような水たまりを、ただの「水たまり」で片付けちゃいけません。
これはもう立派な「湖」と呼ぶべきだと、
私は断固として主張したいわけであります。
そして、
苦難の末にこの湖を発見した私は、
地理学界の慣例に従い、
その名を「uwanosora湖」と命名することを、宣言させていただくことにしました。
どなたも、
ご異議は、
ありませんよね?
あとは、
野鳥が訪れるこの都心の湖が、
周囲の環境破壊によって、
そう遠くない日に消滅してしまうことのないよう、
心から祈るばかりです。
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