名古屋駅前から東へまっすぐ伸びる幹線道路「桜通」。
泥江町から桜通伏見交差点まで延長600mの両側に植えられた約120本のイチョウ並木が
いま黄葉の真っ盛りを迎えています。
高速通行帯・低速通行帯合わせて片側4斜線、復員50mとかなり広いこの道路は、
1944年(昭和19年)に名古屋飛行場が開設されるまで、
有事の際に臨時滑走路として使えるように設計されたそうです。
「桜通」と名付けられたこの道に、
しかし、植えられているのはイチョウで、桜の木はほとんどありません。
おかしいでしょ?
でも、
理由がちゃんとあるんですよね。
この道の途中、現在の名古屋市中区錦2丁目に、
織田信長の父・信秀が天文7年(1538年)に創建した「桜天神社」があり、
その「桜」をとって、この道は「桜通」と名付けられたのです。
いま枝いっぱいの黄金色の葉が、冷たい伊吹下ろしの風に散り、
アスファルト道路を黄色に染めるのも間もなく。
その時、名古屋の街は
本格的な冬を迎えることになります。
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見事です
上からの写真は、歩道橋の上から撮られたのかな
ついついイチョウの木にみとれて、桜通りは渋滞しちゃたりして
最後の4行が、uwanosora443さんってば
やっぱり詩人だな~って思います
ここがみなさんの撮影ポイントのようですね。
♪いちょう並木は枯れ葉をおとし
雨の舗道は淋しく光る
あなた・・あなたをかげを
あなたを偲んで南へ歩く
歩道橋にたたずむuwanosora443さんを
思い浮かべるとこんな唄が出てきました。
ところが桜通りは東西にのびているから
「♪あなたを偲んで東へ歩く」でしょうね。
「あなたをかげを」は「あなたのかげを」の
誤りでした。お詫びして訂正します。
それにしても実にレパートリーが広いですね。授業料をかなり注ぎ込んだのだろうと拝察します。
「桜通」という名前には、せっかくだから「銀杏並木」にすれば・・
と思いましたが、ちゃんとそれなりに言われがあるんですね
今日の突風で明朝は道路一面に黄金色になってしまったのかも知れませんね
この道路、片側3車線で反対側は1車線なんですね
でもこれだけあったら飛行機も離発着できるんですね・
こちらは、金曜日に強風が吹き、葉が残っていません。道路脇にいっぱい散ってました。冬が来たっていう感じです。
この道路、少し変わっていて、片側4車線なんですよ。ただし、一番上の写真を見ると分かるかも知れませんが、進行方向に向かって一番左(歩道)側は低速車線なので、分離帯があるんですね。名古屋でもここだけでしょうか。
地形の関係でしょうか、名古屋地方はそんなに強風の日は1年を通してあまりないようです。
落葉は、一気にではなく、ハラハラと舞ってほしいですよね、風情があって。