昨日のブログを休んだのは、所用で静岡へ出掛けたからです。
できれば日帰りで、と思っていたんですが、やっぱり無理が利きませんね、すでに走行距離6万8000kmの金色塗装の愛車「マツケン・サンバ号」が…ではなくて、そのオーナーである私自身が。

所用を済ませてから、夕方、しかも雨の中、静岡駅前から歩いて行ける範囲内を、ブラブラしてきました。
好きなんですよね、商店街を、あてもなく歩くのが。
ま、振り返れば、わが人生も結局、あてもなく歩いてきてしまったような気がしますけど。

よくは知りませんが、静岡駅北口の、伊勢丹へ向かう呉服町通りは、若者が集まるメーンストリートなんでしょうかね。ずいぶん賑わっていました。
伊勢丹の角を左へ折れて七間町通りへ。
しばらく歩いていて、驚きました。
だって、ふと気がつくと、周囲が全部、映画館だったんですから。

東宝会館、東映パラス、オリオン座、ピカデリー…ほかにもあったかも知れません。
「シネマ通り」の案内板があったように思いますが、「シネマ・スクエア」と表現したほうがいいんじゃないでしょうか。
少し広い昭和通りを横断して駒形通りに入り、行き着いた先が「駒形通り商店街」でした。

これですよ、私が好んで歩く、昔ながらの風情が残る商店街は。

花屋さんの吊り看板に、こう書かれていました。
「全国どこえでもお届けします」
「どこへでも…」を、いまどき「どこえでも…」と書く店主の、見なくても誠実そうな顔が瞼の裏に浮かんできます。

本屋さんの、やはり吊り看板には、
「結婚したら、『主婦の友』」
そうでしたよね、昔は。
今、新妻たちは一体、どんな雑誌を読んでいるのでしょうか。

商品を、歩道にまでせり出して高く積み上げている薬屋さんもありました。
ひと際目立ったPOP広告(と言っても毛筆書きですが)は精力剤、ビタミン剤。
店内にも山積された商品の谷間の、一番奥で店番をしていたのは、一見80歳近いおじいさんです。
BGMで流れていたマイケル・ジャクソンの歌とのミスマッチが、こたえられません。

そして商店街のほぼ真ん中あたり、ほかの商店と軒を並べていたのが銭湯です。

どうやら「漢方薬風呂」がウリらしく、「よもぎ、朝鮮人参、実母散、唐芥子、生姜、ジャスミン」入りで、「大人350円、小学生まで120円、幼児60円」だそうです。安くありません?

今日の写真は全て100万画素のカメラ付き携帯で写しましたので、画質の悪さはお許しを。
でも、そんな写真のほうが似合ってしまいそうな、少しレトロで、けれども温かな雰囲気の商店街です。

全国各地の商店街が、いまどこも極めて厳しい環境下に追いやられていることは充分承知しています。
けれども、商店街には商店街ならではの温かさを、いつも感じます。
その温かさを保ち続ける限り、生き残る道は必ずあるのではないか――よそ者の無責任な戯言(ざれごと)かも知れませんが、私はそう信じたいと思っています。

静岡市「駒形通り商店街」、私としては「おすすめ」スポットです。
できれば日帰りで、と思っていたんですが、やっぱり無理が利きませんね、すでに走行距離6万8000kmの金色塗装の愛車「マツケン・サンバ号」が…ではなくて、そのオーナーである私自身が。

所用を済ませてから、夕方、しかも雨の中、静岡駅前から歩いて行ける範囲内を、ブラブラしてきました。
好きなんですよね、商店街を、あてもなく歩くのが。
ま、振り返れば、わが人生も結局、あてもなく歩いてきてしまったような気がしますけど。


よくは知りませんが、静岡駅北口の、伊勢丹へ向かう呉服町通りは、若者が集まるメーンストリートなんでしょうかね。ずいぶん賑わっていました。
伊勢丹の角を左へ折れて七間町通りへ。
しばらく歩いていて、驚きました。
だって、ふと気がつくと、周囲が全部、映画館だったんですから。

東宝会館、東映パラス、オリオン座、ピカデリー…ほかにもあったかも知れません。
「シネマ通り」の案内板があったように思いますが、「シネマ・スクエア」と表現したほうがいいんじゃないでしょうか。
少し広い昭和通りを横断して駒形通りに入り、行き着いた先が「駒形通り商店街」でした。

これですよ、私が好んで歩く、昔ながらの風情が残る商店街は。

花屋さんの吊り看板に、こう書かれていました。
「全国どこえでもお届けします」
「どこへでも…」を、いまどき「どこえでも…」と書く店主の、見なくても誠実そうな顔が瞼の裏に浮かんできます。

本屋さんの、やはり吊り看板には、
「結婚したら、『主婦の友』」
そうでしたよね、昔は。
今、新妻たちは一体、どんな雑誌を読んでいるのでしょうか。

商品を、歩道にまでせり出して高く積み上げている薬屋さんもありました。
ひと際目立ったPOP広告(と言っても毛筆書きですが)は精力剤、ビタミン剤。
店内にも山積された商品の谷間の、一番奥で店番をしていたのは、一見80歳近いおじいさんです。
BGMで流れていたマイケル・ジャクソンの歌とのミスマッチが、こたえられません。

そして商店街のほぼ真ん中あたり、ほかの商店と軒を並べていたのが銭湯です。

どうやら「漢方薬風呂」がウリらしく、「よもぎ、朝鮮人参、実母散、唐芥子、生姜、ジャスミン」入りで、「大人350円、小学生まで120円、幼児60円」だそうです。安くありません?

今日の写真は全て100万画素のカメラ付き携帯で写しましたので、画質の悪さはお許しを。
でも、そんな写真のほうが似合ってしまいそうな、少しレトロで、けれども温かな雰囲気の商店街です。

全国各地の商店街が、いまどこも極めて厳しい環境下に追いやられていることは充分承知しています。
けれども、商店街には商店街ならではの温かさを、いつも感じます。
その温かさを保ち続ける限り、生き残る道は必ずあるのではないか――よそ者の無責任な戯言(ざれごと)かも知れませんが、私はそう信じたいと思っています。

静岡市「駒形通り商店街」、私としては「おすすめ」スポットです。

もっとも、ウチの彼はまたもや明日、鹿児島へ日帰りで出張なんですがね…。
(今回はアタシはパスです)
名古屋
商店街って意外とおもしろい発見とかあって楽しいですよね。
ウチの近所には商店街がない…ってか最寄り駅まで
徒歩30分だから仕方ないんですけどね
まぁ駅前はそれなりににぎやかではありますが…『銭湯』まではないです。
そこのお風呂屋さんに入ってみたんでしょうか?
ホテルのお風呂もいいだろうけど
たまにはお風呂やさんってのも手足がゆったり伸ばせて気持ちいいですよね~
まぁアタシも福岡来てからはまだ行っていませんが…。
あとお風呂上りのドリンクがいいんですよねぇ
前はよく二人で
『プハーッ』ってしてたのが懐かしくなりました。
それから…新婚(?)のアタシは雑誌は読まなくなりましたねぇ。
文庫本ばかりです。
ちなみに今は『ダ・ヴィンチ・コード上』を読んでいる最中です
静岡はS40年代前半の4年間を過ごした
思い出の地です。ブログに書かれた町の名は
全部分かります。パチンコしたり、本屋に
入ったり、勿論 映画館も良く行きました。
駒形町は場末の方ですよね。
薄暗い飲み屋で友と「人生とは・・・」なんて
口角泡を飛ばしながら、激論を戦わしたのは
もう40年も前です。
もっとも、私はアルコールがさほど強くないので、牛乳を飲んでましたが。
「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでいらっしゃるんですか。私は、まだです。
さすがイマドキの新妻は、イマドキの本をお読みになるんですね。とても
「場末」ですか。いい言葉ですよねえ。40年代の響きがあります。
結局、われわれ世代の「原点」は、その「場末」にあるのかも知れませんよね。
単に懐かしむだけでなく、その価値観と感覚と感性を、これからも大切にしたいと私は思っています。
あんな建物もいいけど、ケーキとお茶のセットも美味しそうでしたね。
なんか気持ちがほっこりしそうな空間でしたねぇ。あんなところってなかなかないだろうに・・・。よく見つけられましたねぇ。
羨ましいなぁ~
まだかな?まだかなぁ~?
誰にも拘束されず、干渉されないのが、いいのでしょうね。私も好きですね。
>「場末」
「場末のいきつけの飲み屋」で、一日の疲れをいやす光景が浮かんできます。
(私は下戸なのですが)
>不思議
なぜ、若い人妻が、このブログに興味を持ったんでしょうかね。理解不能。
たまたま、uwanosora443さんのブログを見かけた時が『紫陽花』がいっぱい載ってた時だったんですよ
で、アタシ自身、最近紫陽花にすごく興味を持ち出したのがきっかけですよ
その後も、uwanosora443さんのブログには毎回何かしらの写真が載せられてるんで、それで、興味をますます持ったってところでしょうか?
なので、ついていけそうもナイ話題の時はこそっと見てるだけになりますがねぇ~♪
しかし、アタシそんなに『若く』はないですよ?今度年明けに誕生日が着たら三十路突入です
ちなみに、私も酒は弱いのですが、静かに飲んでいる「雰囲気」が好きで、時々止まり木に、止まっていました。
mori-kumaさんはこれからやっと三十路でしょ?
それは充分、若すぎるほど若いということなんですよ、オジサン世代にとっては。ウラマヤしい。(←などという古~い関西系ギャグが昔あったのをご存知ないでしょ? ほらね。