重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

たぶん、原因判明。

2008-06-18 | ぼやき


私が出勤途上に毎朝立ち寄る名古屋市北区「名城公園」の蓮池です。

正式名称は「御深井池」と名付けられているこの池を、
以前は私が勝手に「蓮池」と呼んでいたのは、
この季節になると、すくすく育った蓮の葉が水面をびっしりと埋め尽くし、
そう呼んだほうが分かりやすいと思ったからです。

しかし最近は、
この池を「蓮池」ではなく「御深井池」と正しく呼ぶことにしたのには、理由があります。


実は、
上の写真は一昨年の7月初めごろに撮った写真です。

それが
去年は――



ご覧の通り、葉がずいぶん少なくなってしまいました。
そのことを、昨年7月17日付の拙ブログで「何か変です。」と書きました。


それが今年は、
まだ1カ月早いとは言え、どんなふうになっているかと言うと――



………。
もはや、惨憺たる状態です。

素人目に見ても、
1カ月後に新しい葉が水面の半分、いや3分の1でさえ覆っているとは、とうてい考えられません。

「御深井池」の蓮はもはや死滅したと、
ほぼ断定していいんじゃないでしょうか。

これでは、「蓮池」と呼びたくても、呼べませんよね。


去年でさえずいぶん減ってしまった、真っ白で美しい蓮の花を、
今年はたぶん、一輪も見ることができないのではないでしょうか。
とても、とても残念です。


ただ――。





濁った水面の広さが目立つ今年の「御深井池」の
わずかこの一角だけは、
奇妙なことにこんなふうに新しい葉が育って伸びています。


「なぜ、ここだけなんだろう?」と不思議でなりませんでしたが、
今朝その理由を偶然、「名城公園情報」に詳しいある方から聞くことになりました。


「いつごろだったか忘れたけど、誰かが、そのあたりの池の中に、よほど大事な何かを落としたらしく、池の中に飛び込んで、底浚(さら)えして探したことがあったんだよね。それで、その辺りの底だけ、堆積していたヘドロが掻き回され、蓮の根っこに酸素が送られて助かったんじゃないの?」


おそらくそうに違いありません。


去年、生育の悪さの原因を管理事務所に聞いた時、返事は
「原因は分かりません。私どもが何かをしたとか、逆に、何かをしなかったというわけではありません」とのことでしたが、

いえいえ本当は、すべきだった手入れを、しなかったからではないんですか?

なんなら、
管理事務所のみなさんの、絶対に、絶対になくしたくない大事な物を、
池のあちこちに、ばら撒いて投げ込んでみましょうか?


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