今朝、お客様にお見せするジャケットの入荷を心待ちにしていたのですが・・・
問屋から到着した箱を開けてみて、生地の厚さを確認し、『まだ暑いし、こりゃ(暑苦しくて)お客様におすすめできないわ』ということになり(初秋もので注文してあるものももちろんあるのですが、入荷日がはっきりしないのと、上がりが遅れているのです)、ほかにも注文の品物があったので、急遽サンダーバードに飛び乗って大阪に行ってきました。
電車の中で、時間短縮のために駅弁を注文。私の好きなのはロングセラーの番匠の『かにめし』。
このレトロなプラスチックの入れ物がたまりません。
中身は、かに身と味噌などがたっぷり載った、かにのお出汁で炊いたごはん。付属の先割れスプーンでぱくつく私。コンパクトなので食べやすいです。
食事の後は、揺られながらきもの文化検定の問題集を解きました。
ここで、5・4級の問題をいくつかご紹介してみたいと思います。あなたは全部わかるでしょうか?
QⅠ.合褄幅の記述で正しいものを次の中から選びなさい。
1.きものの衿先の付け止まりでおくみの幅のこと
2.身八つ口の下の位置からえり付けの縫い目までの幅のこと
3.前身頃の裾の幅のこと
4.身頃の背縫いから袖付けまでの幅のこと
QⅡ.女性が羽織を着用できない場面を次の中から選びなさい。
1.茶室
2.パーティー
3.劇場
4.披露宴
QⅢ.桃山時代、本来下着であったものが表着となり、定着していった衣服をなんと言いますか。次の中から選びなさい。
1.小袖
2.大袖
3.詰袖
4.広袖
(アシェット婦人画報社 きもの文化検定問題集より抜粋)
答えは、すべて1が正解です。ちなみにQⅠの2は抱き幅、3は前幅、4は肩幅です。
このように、各部の名称、実践、歴史など、様々な分野から出題されるので、受験される方は公式教本を買われたほうがいいのかもしれませんね。
ちなみに、3級問題は、問題にもよりますがぐっと難しくなります。
QⅠ.蚕は孵化→蚕→繭→蛹→蛾→産卵で一生を終える。蚕のライフサイクルはどのくらいか次の中から選びなさい。
1.約十日
2.約二十日
3.約一ヶ月
4.約二ヶ月
QⅡ.藤蔓から取った糸を機にかけ、織り上げた藤布について誤りを次の中から選びなさい。
1.繊維を裂いて一日に績(う)める量はわずか10匁
2.藤布の歴史は比較的新しく明治時代に始まる
3.帯1本分の糸を作るには約3ヶ月かかる
4.藤布の帯は縮や麻、夏紬など夏の着物に合わせるのがおしゃれ
答えはQⅠが3、QⅡが2でした。藤布の帯はあまりお目にかかったことがないのですが、縄文時代から作られている古い歴史があるものだそうです。
また、蚕といえば、天皇家で御養蚕をされている光景をテレビで拝見することがありますが、養蚕は蚕が『お蚕さま』といわれたように、日本の伝統産業であるという観点から、明治4年にときの皇后陛下が復興して以来続けられているそうで(天皇家の蚕は小石丸という種類)、そこから仕上がった絹は正倉院の染織品復元の際に用いられたり、外国からの賓客へのお土産としても重用されているとのことです。
大阪は、今日は非常に蒸し暑く、、まだ夏といった雰囲気で戸惑い、ビルに入ってファーを見てまた戸惑い、と、調子をつかむまで時間がかかりました。夕方には雷雨になりました。
とりあえず、すぐ着られる薄手の洒落たカットソーやジャケット、多数入荷しましたので見にいらしてください!(午後には店頭に出しますよん)
~ここで、明日の演奏会の告知~
★『お筝と小唄でお月見の夕べ』
9月6日(土) 午後8時半より 山代温泉 はづちを楽堂にて
師匠と私がお月見をテーマにお筝を弾きますので、ご興味のある方はぜひ聴きにいらしてくださいね。(入場無料) 小唄もあります。はづちをの茶店も明日は午後10時までしておりますので、美味しい甘味も楽しめますよ~。
今夜も、駅についてぺこを迎えにいき、そのまま合奏でした。明日、うまく弾けるといいけど~。師匠の足を引っ張らないよう気をつけます・・・
←ブログランキング、皆様よろしくお願いします!(^ ^)
問屋から到着した箱を開けてみて、生地の厚さを確認し、『まだ暑いし、こりゃ(暑苦しくて)お客様におすすめできないわ』ということになり(初秋もので注文してあるものももちろんあるのですが、入荷日がはっきりしないのと、上がりが遅れているのです)、ほかにも注文の品物があったので、急遽サンダーバードに飛び乗って大阪に行ってきました。
電車の中で、時間短縮のために駅弁を注文。私の好きなのはロングセラーの番匠の『かにめし』。
このレトロなプラスチックの入れ物がたまりません。
中身は、かに身と味噌などがたっぷり載った、かにのお出汁で炊いたごはん。付属の先割れスプーンでぱくつく私。コンパクトなので食べやすいです。
食事の後は、揺られながらきもの文化検定の問題集を解きました。
ここで、5・4級の問題をいくつかご紹介してみたいと思います。あなたは全部わかるでしょうか?
QⅠ.合褄幅の記述で正しいものを次の中から選びなさい。
1.きものの衿先の付け止まりでおくみの幅のこと
2.身八つ口の下の位置からえり付けの縫い目までの幅のこと
3.前身頃の裾の幅のこと
4.身頃の背縫いから袖付けまでの幅のこと
QⅡ.女性が羽織を着用できない場面を次の中から選びなさい。
1.茶室
2.パーティー
3.劇場
4.披露宴
QⅢ.桃山時代、本来下着であったものが表着となり、定着していった衣服をなんと言いますか。次の中から選びなさい。
1.小袖
2.大袖
3.詰袖
4.広袖
(アシェット婦人画報社 きもの文化検定問題集より抜粋)
答えは、すべて1が正解です。ちなみにQⅠの2は抱き幅、3は前幅、4は肩幅です。
このように、各部の名称、実践、歴史など、様々な分野から出題されるので、受験される方は公式教本を買われたほうがいいのかもしれませんね。
ちなみに、3級問題は、問題にもよりますがぐっと難しくなります。
QⅠ.蚕は孵化→蚕→繭→蛹→蛾→産卵で一生を終える。蚕のライフサイクルはどのくらいか次の中から選びなさい。
1.約十日
2.約二十日
3.約一ヶ月
4.約二ヶ月
QⅡ.藤蔓から取った糸を機にかけ、織り上げた藤布について誤りを次の中から選びなさい。
1.繊維を裂いて一日に績(う)める量はわずか10匁
2.藤布の歴史は比較的新しく明治時代に始まる
3.帯1本分の糸を作るには約3ヶ月かかる
4.藤布の帯は縮や麻、夏紬など夏の着物に合わせるのがおしゃれ
答えはQⅠが3、QⅡが2でした。藤布の帯はあまりお目にかかったことがないのですが、縄文時代から作られている古い歴史があるものだそうです。
また、蚕といえば、天皇家で御養蚕をされている光景をテレビで拝見することがありますが、養蚕は蚕が『お蚕さま』といわれたように、日本の伝統産業であるという観点から、明治4年にときの皇后陛下が復興して以来続けられているそうで(天皇家の蚕は小石丸という種類)、そこから仕上がった絹は正倉院の染織品復元の際に用いられたり、外国からの賓客へのお土産としても重用されているとのことです。
大阪は、今日は非常に蒸し暑く、、まだ夏といった雰囲気で戸惑い、ビルに入ってファーを見てまた戸惑い、と、調子をつかむまで時間がかかりました。夕方には雷雨になりました。
とりあえず、すぐ着られる薄手の洒落たカットソーやジャケット、多数入荷しましたので見にいらしてください!(午後には店頭に出しますよん)
~ここで、明日の演奏会の告知~
★『お筝と小唄でお月見の夕べ』
9月6日(土) 午後8時半より 山代温泉 はづちを楽堂にて
師匠と私がお月見をテーマにお筝を弾きますので、ご興味のある方はぜひ聴きにいらしてくださいね。(入場無料) 小唄もあります。はづちをの茶店も明日は午後10時までしておりますので、美味しい甘味も楽しめますよ~。
今夜も、駅についてぺこを迎えにいき、そのまま合奏でした。明日、うまく弾けるといいけど~。師匠の足を引っ張らないよう気をつけます・・・
←ブログランキング、皆様よろしくお願いします!(^ ^)